アカデミー賞がまた重大ミス!歴代司会者の映像からウーピーが漏れる
2008年2月29日 12:00
[映画.com ニュース] 先日のアカデミー賞の追悼コーナーに今年1月に死亡した俳優のブラッド・レンフロが含まれていなかったというニュースが伝えられたが、授賞式を放送した米ABCネットワークの制作スタッフがさらに大きなミスを犯していたことが明らかになった。
今年の授賞式では、歴代の司会者のアーカイブ映像を編集してまとめた映像が上映されたのだが、その中にこれまでに司会を4度(94年、96年、99年、02年)も務めたウーピー・ゴールドバーグが含まれていなかったのだ。
2月24日(現地時間)の授賞式中継を見て大きなショックを受けたというゴールドバーグは、翌25日に自らが出演するトーク番組「The View」でこの件を切り出した。アカデミー側が故意に自分の映像を削除したのではないかと語ると、同番組ではその話題で持ちきりとなった。
しかし、その後、授賞式総合プロデューサーであるギル・ケイツが、ゴールドバーグに電話で謝罪。「単純なミスで、他意は全くない」と平謝りしたという。もっとも、番組制作側に同情の余地はある。何しろ、いつもなら数カ月かけてじっくりと番組の準備を行うのに、今年は脚本家ストライキの影響で、準備期間がほとんどなかったからだ。