築地市場で初の映画会見。大沢たかお主演「築地魚河岸三代目」
2007年12月13日 12:00

[映画.com ニュース] 00年にビッグコミック誌(小学館刊)で連載開始以来、単行本も280万部を超えるベストセラーになっている同名人気コミックを映画化した「築地魚河岸三代目」の製作記者会見が、12月12日、東京・築地の築地市場内にて行われ、主演の大沢たかお、田中麗奈、森口瑤子、伊東四朗、松原信吾監督が出席した。築地市場内での映画の記者会見は史上初のことだという。
本作はエリート商社を退職し、恋人の実家の家業である築地魚河岸の仲卸の世界に飛び込んだ青年の奮闘記。主役・赤木旬太郎役の大沢は「2、3年前から出演の話は頂いていました。祖父と祖母、そして親戚がここ(築地市場)で働いていたので、出演できてとても嬉しい。ここでは、ぶつかり合い、怒鳴り合いは日常のことで、人間は本来、ぶつかり合いながら生きる生き物だということを痛感した。今まで若い世代に向けての作品が多かった自分の(出演作の)中では珍しい作品。幅広い世代に見てもらえれば」とアピールした。
また、旬太郎の恋人の明日香に扮した田中が、撮影中のエピソードを聞かれ「撮影で使ったお魚を家に持って帰ることができました(笑)。どれも本当に美味しくて、感動しました」と明かすと、それを聞いた伊東は憮然としながら「私の撮影の時は(魚河岸が休業日のため)、魚がありませんでした。その代わりに柄本明とプールで格闘したりで、いい思い出は全くありません」と恨み節をぶちまけていた。
メガホンをとった松原監督は、本作について「当初、30代の男の“遅れてきた青春映画”を撮ろうと思っていたが、シナリオハンティングを重ねていくうちに、この映画の主人公と同じように築地の魅力に惹かれ、CGを使って昭和30年代をわざわざ再現しなくても、ここには郷愁を誘うようなものがあると思った。青春ドラマと昔ながらの人間ドラマが融合できたと思う」と振り返っていた。
「築地魚河岸三代目」は10月31日にクランクアップし、来年1月完成予定。08年6月上旬全国ロードショーとなる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

パディントン 消えた黄金郷の秘密
【“最高&最幸”の一作】ありがとう、そして…さようなら!? 感涙の結末は絶対に映画館で…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

敵の事務所にロケットランチャー
【地上波では絶対ムリな超過激作】超暴力的・コンプラガン無視! 狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー