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堤、阿部、椎名が黒木瞳の意外な一面を暴露。「魍魎の匣」会見&舞台挨拶

2007年12月12日 12:00

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真ちゃん、阿部ちゃん、桔平の掛け合いも見もの
真ちゃん、阿部ちゃん、桔平の掛け合いも見もの

[映画.com ニュース] 京極夏彦のベストセラー小説“京極堂シリーズ”の「姑獲鳥(うぶめ)の夏」(05)に続く映画化第2弾「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」。12月11日、東京・有楽町のよみうりホールにて完成報告記者会見が行われ、主演の堤真一阿部寛椎名桔平ほかメインキャストとメガホンを取った原田眞人監督、そして原作者の京極夏彦が登壇した。

映画は戦後間もない昭和27年を舞台に、東京で発生した美少女連続殺害事件、引退した元女優・陽子(黒木瞳)の娘の失踪、不幸をハコに閉じ込めるという怪しげな宗教団体の謎を巡り、それぞれの事件を追っていた探偵・榎木津(阿部寛)や作家・関口(椎名桔平)、記者・敦子(田中麗奈)、刑事・木場(宮迫博之)らが古書「京極堂」店主の中禅寺(堤真一)の元に集い真相解明を求めていく。

主演の堤、阿部、椎名の3人はお互いを“真ちゃん”“阿部ちゃん”“桔平”と呼び合う気心の知れた仲だそうで、堤は「それぞれが変に遠慮したり怯えることなく芝居をぶつけ合えた」と満足げに撮影を振り返った。また、会見に出席しなかった黒木瞳との撮影エピソードを聞かれると、「真ちゃんと僕が黒木さんをお姫様抱っこするシーンで、『重くないですか?』と気を遣ってくださる姿が可愛かった(笑)」(椎名)、「黒木さんは主婦としてベルマークを集めてるそうで、それを聞いたとき何だか嬉しかった(笑)」(阿部)と、名女優の意外な一面をいたずらっぽく明かす場面もあった。

その後行われたジャパンプレミアでは、黒木瞳柄本明宮藤官九郎寺島咲谷村美月が加わり総勢11名が登壇する華やかな舞台挨拶が行われた。会見中の堤らの話を知ってか知らずか、黒木は隣に立つ堤らについて「優しくて、ダンディで、やんちゃで可愛らしかった」と話していた。最後に原田監督からは「今年の正月映画でワクワク感を持続させてくれる映画はこの1本だけ。こういう映画をヒットさせないと日本映画はダメになる」と強気に作品をアピールした。

魍魎の匣」は12月22日より公開

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