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オノ・ヨーコ舞台挨拶「これがジョンの本当の姿」と「PEACE BED」を絶賛

2007年12月10日 12:00

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ジョンの魂は生きている!
ジョンの魂は生きている!

[映画.com ニュース] 故ジョン・レノンの妻だったオノ・ヨーコが12月9日、ジョンの27回目の命日(12月8日)に公開された映画「PEACE BED/アメリカVSジョン・レノン」の東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた舞台挨拶に登場した。

同作は、泥沼化していたベトナム戦争に対して音楽を通じて抗議活動をした反戦運動家ジョン・レノンと、彼を要注意人物とした時のニクソン政権との戦いの顛末を綴った迫真のドキュメンタリー映画。

劇中で合唱される名曲「平和を我等に」を、詰めかけた観客全員で合唱して迎え入れるとヨーコさんは大感激の様子で、前夜に日本武道館で行われた「ジョン・レノン・スーパーライブ」のステージパフォーマンスのようにピースサインを掲げて軽やかにステップを踏んだ。

まずは第一声で「これが本当のジョンの姿なんですよ。彼は正義ではないことが大嫌い。それで世界平和のためにガーッとやったでしょ? だから命を縮めたのね」と語ると、「この映画を作る時にいろんな有名な方に会いに行ったんですよ。そしたら、みんな、私たちを影で応援していたんですってね。ジョンと私は自分たちだけが行動していると思って心細かったのね。あの当時、一人でも応援してるってメッセージがいただけたら、随分違ったんじゃないかな」と当時の心境を吐露した。

映画の内容についても「映画の出来上がりを見て、泣いちゃった。ここに登場したのは氷山の一角。いろんなことが思い出されたの。2人が愛し合った時や一緒に笑っていた時をね。2人とも無邪気だったから、あんな“PEACE BED”なんてパフォーマンスが思い浮かんだりしてね。当時は2人ともステキなことをやっていると思っていたのよ」と語って時折声を詰まらせた。

“ジョンの魂”を受け継いで世界平和を訴えるヨーコさんは最後に、会場の全員が掲げた「WAR IS OVER!」のプラカードの前でピースサインをかざして挨拶をしめくくった。

なお、その後バックステージでヨーコさんは、久しぶりの東京について「美しい都市だと思った。私は東京が焼け野原だった頃を見ているの。ここまで復興させる日本人のパワーはすごい」と平和を実感し、「念力で世界を(戦争のない世界に)変えてください。空と海で国同士はつながっているんですから」と平和を訴えた。また、「今でも(ジョンと)2人でやっていると思ってる。昨夜のライブだって今日だって、ジョンはどこかで見ていたはずだわ」と2人の愛の深さを語った。

PEACE BED/アメリカVSジョン・レノン」は現在全国ロードショー。

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