「男の熱さで何とかなると思っていた」実写版「魁!!男塾」完成披露
2007年10月19日 12:00

[映画.com ニュース] 85年から91年まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、単行本の売り上げが2600万部を超えるベストセラー漫画、「魁!!男塾」がついに実写映画化。10月18日、東京・汐留のスペースSF汐留にて完成披露試写会が行われ、監督・脚本・アクション監督・主演の1人4役を務めた坂口拓と、照英、尾上寛之、山田親太朗、そして原作者の宮下あきらが登壇した。
「魁!!男塾」は男気のある日本男児を育成する私塾「男塾」を舞台に、主人公・剣桃太郎、富樫源次、極小路秀麻呂ら新入生の戦いと成長を描くストーリー。暴力描写やアクションが過激なため実写化は不可能と言われていた。今回、剣桃太郎を演じるかたわら、自らメガホンをとり、長編監督デビューを飾ったアクション俳優の坂口拓は「自分では不可能だとは思っていなかった。男の熱さで何とかなると思っていた(笑)」と語り、「監督デビューするんだったら、自分が幼いときから大好きだったこの『男塾』の実写をやりたいと思っていたので、夢が実現しました。男気だけでやれることではないが、みんなの熱い気持ちのおかげで、撮影中は(監督・主演として)立っていることが出来ました」と感謝の気持ちを述べた。
また、男塾随一のど根性男、富樫源次を演じた照英は「監督から『富樫役は照英しかいない』といわれ、男気を貰ってこの映画に臨みましたが、崖から1~2時間吊されるアクションシーンの時に、下から僕らを笑いながら見ていた監督の顔が忘れられません(笑)」と撮影を振り返りつつ、「富樫の見せ場である『男塾名物・油風呂』など見所は一杯です。暑苦しい映画の中の暑苦しい照英を見てもらえば嬉しい」と抱負を語った。
原作者の宮下あきらは本作について「監督同様、私も自分の漫画の実写映画化は夢でした。原作の3倍くらい面白くなっているんで、ぜひ楽しんでください」と語り、本作にエールを送った。「魁!!男塾」は来春全国ロードショー。
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