「ライブ・アース」の恩恵!?出演者たちのCDセールスが大幅増
2007年7月18日 12:00
[eiga.com 音楽ニュース] 7月7日に世界7都市で開催された地球温暖化防止を訴えるチャリティ・コンサート・イベント「ライブ・アース」は、TVやインターネットを通じ全世界で20億人が視聴したと言われているが、出演者のCDセールスにも大きく影響を及ぼしたようだ。
ロンドンのウェンブリー・スタジアムで“トリ”を務めたマドンナは、ダウンロードと店頭販売を合わせると4.2倍もの売り上げ増加を記録。さらに、オンライン音楽サイトPlayの報告によると、メタリカは8倍、フー・ファイターズは10倍もの売り上げ増加がみられたとか。
このような結果に、“チャリティ以上の目的があって出演したのでは?”とイベントの趣旨をいぶかる声もあるようだが、これをきっかけに1人でも多くの人が温暖化を意識し、さらに不景気な音楽業界が活性化されるなら、まさに一石二鳥だとの声もある。