喫煙を美化したとして、がん慈善団体がビヨンセを非難
2007年7月10日 12:00
[eiga.com 音楽ニュース] ビヨンセが、喫煙行為を美化したとして、がん患者を支援するアイルランドの慈善団体から非難を浴びている。
アイルランドがん協会(Irish Cancer Society)によると、ビヨンセは6月9日に行われたダブリンでのコンサート中、ステージ上で煙草を吸う仕草をし、さらに煙を深く吸い込んで吐き出す真似をした後、官能的な声で「最高ね」とつぶやくパフォーマンスを見せたという。
これに対し、同団体はアイルランド版インディペンデント紙に向け、「アイルランドがん協会は、若者の間で影響力のあるビヨンセが、喫煙を魅力的なものとして推奨していることに対して腹立たしく、遺憾に思っています。ビヨンセや彼女と同等の立場にあるシンガーには、自分たちの行動が将来ある若者に及ぼす甚大な影響について真剣に考えていただきたいものです」と抗議文を寄せた。
なお、ビヨンセ側からは、この件について特にコメントは出されていない。