米大手レンタルチェーンがブルーレイDVDのレンタル開始を発表
2007年6月20日 12:00
[映画.com ニュース] 米大手ビデオレンタルチェーン、ブロックバスターが、来月からブルーレイディスクのレンタルを開始すると発表した。
次世代DVDをめぐっては、HD DVD陣営とブルーレイ陣営が激しい戦いを繰り広げているが、ブロックバスターは昨年末から250の店舗で、HD DVDとブルーレイの2つのフォーマットを取り揃えて利用率調査を実施。その結果、70%がブルーレイを選択したということで、ブロックバスターはブルーレイに一本化し、全米1450店舗でレンタルを開始するという。
ブルーレイがHD DVDに差をつけた最大の理由は、タイトルの多さ。アメリカのメジャースタジオの中でブルーレイを採用していないスタジオはユニバーサルのみ。逆に、HD DVD方式を採用していないスタジオはソニー、ディスニー、20世紀フォックスの3社にのぼる(パラマウントとワーナー・ブラザースは、両フォーマットを採用)。米レンタルチェーンの最大手ブロックバスターが次世代DVDとしてブルーレイを選択したことで、HD DVD陣営は大きな痛手を被ることになりそうだ。