再収監のパリス・ヒルトン、ハリウッドでも孤立無援
2007年6月13日 12:00
6月3日に刑務所入りし、7日に健康上の理由で自宅軟禁となったものの、9日に再収監されたパリス・ヒルトンが、ハリウッドで孤立無援状態である、と米ロサンゼルス・タイムズ紙が伝えた。
メル・ギブソンが人種差別発言をしてバッシングを受けた時、ジョディ・フォスターがギブソンを擁護する発言をしたように、ハリウッドでは有名人が裁判沙汰に陥ると、有力なセレブリティが支持を訴えるのが慣例になっている。しかし、無免許運転で禁固刑を言い渡されたパリスに対して、同情のコメントを発表した有名人は、今のところプレイボーイ誌創始者のヒュー・ヘフナーしかいない。裁判所に抗議に詰め駆けたのはパリスのファンと野次馬だけで、セレブリティの姿は1人も見あたらなかった。
かつてヒュー・グラントが買春で逮捕された時、ドリュー・バリモアが応援のメッセージを送ったり、ロバート・ダウニー・Jr.がドラッグ問題で何度となく逮捕されても、ハリウッドのプロデューサーたちが彼を映画に起用し続けたのとは大きな違いで、ベテランのハリウッド・ウォッチャーは「何もせずに有名人の仲間入りを果たしたパリスを、ハリウッドは見下しているのではないか」とコメント。また、パリスは映画やTVで経験を積んで成功したわけではないので業界内に人脈がなく、無責任で身勝手な行動がセレブリティたちの反感を呼んでいる可能性がある、と分析している。
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