タランティーノの「グラインドハウス」、米国内でも分割公開へ?
2007年4月13日 12:00

先日、クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督による2本立て映画「グラインドハウス」(4月6日全米公開)が、非英語圏では配給権が別売りされると報道されたが、アメリカ国内でもそれぞれ単独公開されることになりそうだ。当初は、配給を手がけるワインスタイン・カンパニーの金儲け作戦と見られていたが、実際は人気監督がタッグを組んだ話題作であるにも関わらず、全米で興収1100万ドル(約13億円)というぱっとしないオープニング成績に終わったことから分割せざるを得なくなった様子。
ワインスタイン・カンパニーのハーベイ・ワインスタインは、1本目の「プラネット・テラー」(ロバート・ロドリゲス監督)の上映が終わったあとに、劇場を去る観客が続出したといい、「映画1本分の料金で、2本の映画を楽しめるというコンセプトが観客に理解されなかったようだ」と敗因を分析。トータルの上映時間が3時間と長く、しかも批評家に好評のタランティーノ監督作「デス・プルーフ」を見逃す観客が多いことから、時期を改めてそれぞれの映画を公開することを検討しているという。なお、再上映する際には、それぞれフッテージを追加したロング・バージョンになるようだ。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ