映画も“月9”も同じ。「バックダンサーズ!」永山耕三監督
2006年9月5日 12:00

作品は、ボーカルの電撃引退で居場所を失った4人の女性バックダンサーたちが、新米マネージャーと共に奮闘していくストーリー。これまで「東京ラブストーリー」「ロングバケーション」ほか、数々のヒットドラマを生み出してきた永山監督に、映画とドラマの違いについて尋ねてみた。「撮影現場では、ドラマとなんら変わらない。自分の意識の中だけの問題ですね」との答え。本作やこれまでの作品を振り返り、圧倒的に若い女性に支持される作品を撮り続けてきたことについては、「僕自身、女の子がハッピーになれるものが好きなんでしょうね。だからこういう作品を作ってきたんだと思う」。劇中でも20代前半の女の子たちの恋や悩みなどが展開していくが、そういった若い感性を15年以上も描き続けられる秘訣を聞くと、「僕自身が成長してないからでしょう」と笑いながら答えた。
「バックダンサーズ!」「東京フレンズ The Movie」と立て続けに映画を撮り終え、しばらく充電期間に入るが、今後もドラマ、映画にこだわらず撮り続けていくと語る永山監督。最後に、「劇中のダンサーを自分が直面する何かに置き換えて見てみるのもいいと思うが、まずはダンスを楽しんでもらいたい。そして、“頑張っていれば良いことがある”ということを伝えたい」とメッセージを残した。9月9日よりロードショー。
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