ディズニーがピクサーを買収?
2006年1月24日 12:00
ディズニーによるピクサー買収の動きが、どうやら本格化しているようだ。米ウォールストリート・ジャーナル紙は1月19日、ディズニーがピクサーを買収し、ピクサーのスティーブ・ジョブズ代表をディズニーの重役として迎えるという交渉が着々と進んでいると報じた。両社からのコメントは得られていない。
ディズニーのアニメ部門は、手描きアニメからCGアニメへの移行を目指しており、ロバート・アイガー最高経営責任者(CEO)は「これからのディズニーの成功はテクノロジーにかかっている」と強く主張。アップルコンピュータのCEOでもあるジョブズをディズニーの取締役に迎えることにより、ディズニーのコンテンツを幅広く供給する技術力を獲得することができるとの考えだ。
買収は株式交換により行われるとみられており、買収額はピクサーの時価総額約67億ドル(約7700億円)を上回る見込み。現在ピクサーの株式を50.6%所有しているジョブスが、ディズニー株を6%所有する公算が高いという。ちなみに、退職したマイケル・アイズナー元CEOの持ち株率は1.6%のため、買収が実現すれば、ジョブスはディズニーの個人筆頭株主になる可能性が出てきた。
ただし、買収は得策ではないと分析する専門家もおり、交渉はまだ微妙な段階だ。また、ピクサーが映画を製作し、それをディズニーが配給するなど、よりシンプルな他の条件で合意する可能性もあるという。
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