「ブロークバック・マウンテン」、興行収入でも好記録
2005年12月20日 12:00
カウボーイ同士の同性愛を描いた「ブロークバック・マウンテン」(アン・リー監督)が、05年の公開作中、1館あたりの平均興行収入で最も高い数値を記録した。同作は、12月9日にニューヨークとロサンゼルス、サンフランシスコの計5館のみで限定公開され、公開3日間で54万ドル(約6300万円)の興行収入を記録。1館あたり10万9000ドル(約1200万円)もの収益を上げたことになり、今年アメリカで公開されたどの映画よりも高い。ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどの批評家協会賞で軒並み作品賞を受賞し話題を集めたことに加えて、公開館数が非常に少なかったことが好成績の要因とみられている。