踊るか、ギャングになるか。命がけのダンス映画「RIZE」
2005年11月1日 12:00

ジェニファー・ロペス、マドンナ、アンジェリーナ・ジョリーら、ハリウッド中のセレブのポートレートを撮り、数多くのミュージック・ビデオも手がけてきた天才フォトグラファー、デビッド・ラシャペルが映画監督として初めて手がけたのは、ヒップホップ・ダンスのドキュメンタリー「RIZE/ライズ」。その日本公開に先駆け監督が来日、10月31日、東京・新宿のパークハイアットにて記者会見を開いた。
20年間、誰もが知っている有名セレブを相手にフォトグラファーとして活躍する一方、本作ではロサンゼルス、サウスセントラルのゲットーを舞台に、劣悪な環境でヒップホップ・ダンスの新しい形を生み出した黒人たちを相手に撮影を行った。ダンスを題材にしたことに関して、「ドキュメンタリーを撮るなんて思ってもみなかったんだけど、このダンスに出会って、そのインパクトと美しさに心を奪われたんだ。これを世の中に見せないといけないと思った。撮影を続けていくうちに、いつ殺されるかもわからない状況で、踊るかギャングになるかの選択しかない彼らの踊りはとても神聖なものに思えたんだ」とコメントした。本作は06年正月、シネマライズ他にて全国順次ロードショー。
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