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前代未聞。細木数子の占いで映画のタイトルが変更

2004年11月30日 12:00

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新しいタイトルをポスターに貼った 滝沢沙織(左)と南野陽子
新しいタイトルをポスターに貼った 滝沢沙織(左)と南野陽子
現世に現れる幽霊たちと交渉し、成仏させる“幽霊交渉人=ゴーストネゴシエイター”の活躍をコミカルに描いた映画「ゴーストネゴシエイター」(塚本連平監督)が、12月18日の公開を目前に、占い師・細木数子の鶴の一声で「ゴーストシャウト」にタイトルを変更した。これを受けて11月26日、渋谷東武ホテル(東京・渋谷)にて、主演の滝沢沙織、共演の南野陽子らが緊急会見を開いた。
事の成り行きは11月5日、南野が出演したバラエティ番組の収録中に、細木数子が「タイトルを『ゴーストシャウト』に変更しないとヒットしない」と言い出したこと。収録に立ち会っていた同作のスタッフから連絡を受けた製作委員会が喧喧囂囂の議論を重ね、「映画も明るいコメディだし、こうした楽しいノリに乗ったほうが、全体が楽しくなると思った」(榎本プロデューサー)と、タイトル変更に踏み切ったという。すでに「ゴーストネゴシエイター」のタイトルで、映画のプリントからチラシ、ポスター、前売券なども出回っているが、今後は全て新しいタイトルに差し替える。新しいタイトルについて南野は「私はお化けの役で愛を叫んでるので合っていると思います」とコメント。タイトル変更に伴う諸経費は1000万円掛かるというが、果たしてそれをも回収できるヒットになるか……。

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