「フレンズ」最終回を、全米5200万人が視聴

2004年5月11日 12:00


今月6日に、10年間の歴史に幕を下ろしたアメリカの人気テレビシリーズ「フレンズ」の最終回を、全米で5200万人以上が視聴したとNBCが発表した。

これは、今シーズンではスーパーボウルに続く第2位の高視聴率だが、98年に最終話を迎えたシチュエーションコメディ「となりのサインフェルド」の7620万人に遠く及ばなかったために、期待はずれだったという向きもある。テレビの最終回の歴代視聴率でも、1位の「M★A★S★H」(83年/1億500万人)、2位「チアーズ」(93年/8040万人)、3位「となりのサインフェルド」に続く4位となった。放送からわずか5日後の11日には最終話がDVDとして発売されるため、こちらの売り上げも気になるところ。

フレンズ」は94年9月に放送を開始。レイチェル(ジェニファー・アニストン)、チャンドラー(マシュー・ペリー)、モニカ(コートニー・コックス・アークエット)、フィービー(リサ・クドロー)、ロス(デビッド・シュワイマー)、ジョーイ(マット・ルブランク)という、ニューヨーク・マンハッタンに暮らす6人の友情と恋愛が人気を呼び、エミー賞に55回もノミネートされた。1話につき100万ドル(約1億1000万円)という出演俳優の高額なギャラも話題となった。

なお、ジョーイを主役にしたスピンオフ番組「ジョーイ」は、今秋から放送開始。俳優修行のためロサンゼルスにやってきたジョーイの奮闘を描くものになるという。

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