ヨーロッパ初のCG映画、日本製のゲームとコラボ
2003年11月11日 12:00

フルCGアニメがヒットを飛ばし、隆盛を極めているかに見える昨今だが、これまでに作られたフルCGの劇場映画はアメリカ製がほとんど。本作は、ヨーロッパで初めて作られたフルCG映画で、声の出演にはキルステン・ダンストや故リチャード・ハリスなど実力派を起用。さらに、プレイステーション2で同時期にゲーム版もリリースされるという意欲的な企画だ。プロデューサーのマーク・デュ・ポンタヴィスは「アニメは実写と違いスターがいないため、ビジョンやコンセプトをより強く打ち出さなくていけない。その点に多大な労力を費やした」とCGアニメーション製作の難しさを語り、監督のクリス・デラポートは「最新の技術を取り入れるよりも、約90分間、いかに効率よくストーリーを語るかに最も注意した」と語った。
また、プロジェクトの初期段階から構想に入っていたというゲームとのコラボレーションは、3年程前に熱心なプレゼンテーションを受け、ナムコが引き受けることに決定。同社の野口氏は「フランスと日本ではかなりの時差があり、共同でプロジェクトを進めるのは大変だったが、諦めずにやって良かった」とコメント。劇場版「ケイナ」は04年3月6日公開、ゲームも春に発売される。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

モブランド
【日本よ、これが本物の“悪”だ】このエグさ、暴力性、美しさ…“史上最大ヒット作”、日本上陸
提供:JCOM株式会社

ファンタスティック4 ファースト・ステップ
【尋常でなく期待してる映画】人類滅亡…“命より大事な誰か”のためなら自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【死に方を教えてあげようか――】燃えるような痛みと感動に満ちた“あり得ないほど素晴らしい一作”
提供:東映