ギョーム・ドパルデュー、拳銃発砲で逮捕
2003年9月2日 12:00
名優ジェラール・ドバルデューの息子で、「ポーラX」などで知られる仏俳優ギョーム・ドパルデューが25日、フランスのノルマンディー地方にあるバーで、不法に所持していた拳銃を発砲したとして逮捕された。当地の検察が明らかにしたもの。調べによると、ギョームは23日未明、バーで服装をからかってきた男性と口論になり、拳銃を空に向けて発砲した。男性が翌日被害届を出したため、拘束された。ギョームは、銃の不法所持と暴行容疑などで取り調べを受けた後、保釈金を支払い保釈された。9月9日に審理が行われる予定。
ドパルデューは96年のオートバイ事故で右足を負傷。それが原因で細菌感染し、今年6月に右足を切断した。仏週刊誌パリ・マッチの最新号では、義足姿で表紙を飾っている。同誌のインタビューでは、「手術の前と後に自殺を考えた。それを思いとどまらせたのは娘のルイーズ。彼女がいなかったら、僕もすでにこの世にいない」と告白、「自己破壊はもうしない」と語っていたばかり。