実生活でも「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」
2003年4月29日 12:00
フランスが誇るスター女優シャルロット・ゲンズブールと、彼女の夫で俳優・監督のイバン・アタルが、夫婦共演の新作「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」のプロモーションで来日、4月25日、東京・新宿のパークハイアットで会見を開いた。
本作はタイトルの通り、女優シャルロット・ゲンズブールを妻にもった平凡な男イバンの、苦悩と葛藤の日々をコミカルに綴った一本。もちろん、本人たちがそれぞれの“役”を演じており、同時にイバンにとっては本作が長編監督デビュー作となる。「自分の出演作を見返すと、だいたい欠点が目に付くけれど、今回は素直に感動した。イバンが見ている私を、映画を通して知ることができて嬉しい」とシャルロットが語り、また、本作によって夫婦関係に影響はあったか? との質問にはイバンが「人が作った作品を無理矢理やったのなら、なんらかの影響があったかもしれないけれど、今回は自分たちで作り上げたものなので、全く問題なかった」と答え、夫婦での作品作りの感想を述べた。さらにイバンは「次回作でも彼女と一緒の予定です。ただし、僕は役者としては出ないかも」と、監督第2作も妻とのコラボレーションになる予定であることを明かした。本作は6月下旬、渋谷シネ・アミューズにて公開。