マーヴル対ソニー、「スパイダーマン」裁判が始まる
2003年4月22日 12:00
「スパイダーマン」の権利を持つマーヴル・エンタープライズが、映画版を製作するソニーを訴えた。マーヴルの主張によると、ソニーは「スパイダーマン」にソニーのイメージを定着させ、マーヴル社から“ハイジャック”したというのだ。一方のソニーは、マーヴルの訴えを「まったくのデタラメ。再交渉を引き出そうとする下手な手法」と徹底抗戦の構えである。マーヴル側は、現在のライセンス契約の破棄もちらつかせており、裁判の結果によっては、今後「スパイダーマン」の映画化が不可能になることもありえるという。「アメージング・スパイダーマン」の撮影が遅れてるのもこれのせい?