ティーン映画のポスターからピースサインが削除
2003年4月8日 12:00

反戦バッシングの影響が、映画のポスターにもでた。先週末から公開されたティーン映画「ホワット・ア・ガール・ウォンツ」は、アメリカ人の娘がイギリスの父親を訪ねにいくという無邪気なコメディだが、問題となったのはそのポスター。イギリス衛兵に囲まれた女の子がVサインをしているという、一見なんの変哲もない構図だが、そのVサインが問題なのである。アカデミー賞授賞式でスーザン・サランドンやティム・ロビンスがしたように、いまやVサインは、勝利(Victory)ではなくピース(Peace)、つまり反戦の象徴。戦争賛成派が大多数を占めるいまのアメリカ国内では、挑発的な行為と取られることが多いのである。焦ったのは同作をリリースするスタジオだ。ポスターが作られたのは昨年末で、Vサインには何の意味も込められていなかった。さっそくVサインを消した修正版ポスターを製作したが、すでにビルボード広告が町中に氾濫しており、2つのバージョンが存在するという異常な事態になっている。
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