ティーン映画のポスターからピースサインが削除
2003年4月8日 12:00

反戦バッシングの影響が、映画のポスターにもでた。先週末から公開されたティーン映画「ホワット・ア・ガール・ウォンツ」は、アメリカ人の娘がイギリスの父親を訪ねにいくという無邪気なコメディだが、問題となったのはそのポスター。イギリス衛兵に囲まれた女の子がVサインをしているという、一見なんの変哲もない構図だが、そのVサインが問題なのである。アカデミー賞授賞式でスーザン・サランドンやティム・ロビンスがしたように、いまやVサインは、勝利(Victory)ではなくピース(Peace)、つまり反戦の象徴。戦争賛成派が大多数を占めるいまのアメリカ国内では、挑発的な行為と取られることが多いのである。焦ったのは同作をリリースするスタジオだ。ポスターが作られたのは昨年末で、Vサインには何の意味も込められていなかった。さっそくVサインを消した修正版ポスターを製作したが、すでにビルボード広告が町中に氾濫しており、2つのバージョンが存在するという異常な事態になっている。
関連ニュース





【「アバウト・ライフ 幸せの選択肢」評論】若きカップルが憂う“不確定な未来”と、その両親たちが問う“人生の意義” ふたつの世代が交わる、金言だらけの会話劇
2024年3月17日 08:00
オリジナル 評論

映画.com注目特集をチェック

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】ぜひ堪能してほしい特別すぎる体験だった【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー