ウィノナ・ライダーの万引き裁判、始まる
2002年11月5日 12:00

いよいよウィノナ・ライダーの万引き裁判が始まった。ウィノナ側が無罪を主張する中、事件の舞台となったデパート、サックス・フィフス・アベニューの警備員が証言台に立った。昨年12月、店内で異常に気づいた彼は、ウィノナを万引きの現行犯で捕まえた。そのときウィノナは、「役づくりのために万引きしてこいって監督に言われたの」と言い訳をしていたという。その時、彼女が口走っていたのは、「ショップガール」というロマンティック・コメディと、「ホワイト・ジャズ」という犯罪映画の2本だったという。
一方、ウィノナの弁護団は、警備員の証言を作り話だと否定し、さらに、ウィノナが不当な扱いを受けたと訴えた。弁護団の主張によると、デパートの警備員はウィノナがノーブラだと知っていながら、調査を言い訳に、彼女の上着を持ち上げたという。さらに、今度の出演作の映画チケットをねだったり、手帳からキアヌ・リーブスやU2のボノの電話番号をコピーするなど、警備員としてあるまじき行為をしたと責めた。
裁判はまだ始まったばかり。激しい攻防が続きそうである。
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