「スター・ウォーズ」のパロディに、ルーカスが激怒!
2002年1月22日 12:00
いま「スター・ウォーズ」のパロディ・アニメ、「スター・ボールズ(Star Ballz)」が論争を呼んでいる。これまで「スペース・ボールズ」や「恋におちたジョージ・ルーカス」など、「スター・ウォーズ」のパロディ作品に対して比較的寛容な態度を見せていたルーカス・フィルムも、「スター・ボールズ」に対しては大激怒。同作を製作するメディア・マーケット・グループ社に発売の差し止めを求めて訴えた。ルーカス・フィルムがここまでむきになるのは──「Ballz」というタイトルでお察しがつくかもしれないが──同作がポルノだからだ。なにしろハン・ソロならぬ、ワンク・ソロ(「wank」とは「自慰」の意味)が「アクション」を繰り広げる話なのである。ルーカス側は、子供が「スター・ウォーズ」と混同して購入してしまう可能性を指摘して販売中止を訴えたのだが、連邦判事は「混同する可能性はきわめて低い」として、この訴えを棄却。メディア・マーケット・グループ社の勝利となったのだが、ルーカス・フィルム側は控訴を考えているという。ちなみに「スペース・ボールズ」はオンラインで購入可である。ひょっとして、日本でもどこかが配給するの?