クルーニー兄貴、無名俳優のために立つ!
2001年10月30日 12:00
俳優仲間から兄貴分として慕われているジョージ・クルーニーが、無名の役者たちのために立ち上がった。去年、クルーニーやアメリカのほとんどの俳優が所属するScreen Actors Guild(SAG=全米俳優組合)は、コマーシャルの契約更改を求め、広告主に対してストライキを実施。6カ月に及ぶストライキ活動ののち、昨年10月に合意に達したわけだが、ストライキ期間中にコマーシャル出演を行った組合員たちがいた。SAG側は協定を破った無名の俳優3名を除名したのだが、クルーニーがこれに待ったをかけたのである。クルーニーは、SAGの判断が不公平だと主張。たとえば、ストライキ期間中に、エリザベス・ハーレーやタイガー・ウッズ、シャキール・オニールらの組合員もCM出演をしていたのに、罰金のみで許されていた。有名人だけを許し、貧乏な俳優たちだけを罰するのはおかしいというのである。「彼らの夢まで奪うことはない」と主張するクルーニーは3名の罰金を立て替える用意があると申し出た。これに対し、SAG側は除名した3名は違反の常習者であるとして反論している。
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