米テロ事件、LA最新情報[その2]

2001年9月13日 12:00


大惨事から一夜明けた今日、大陸の反対側にあるロサンゼルスにもさまざまな影響がでた。まず、対応に追われたのは、テロリストが登場する映画を抱える映画スタジオ。ディズニーは「ビッグ・トラブル」(9月21日公開予定)を、ワーナーは「コラテラル・ダメージ」(10月6日公開予定)の公開延期を決定した。「ビッグ・トラブル」(ティム・アレンレネ・ルッソ主演 バリー・ソネンフェルド監督)はクライマックスで悪者が核弾頭を盗むシーンがある。また、シュワルツェネッガー主演の「コラテラル・ダメージ」(アンドリュー・デイビス監督)は、テロリストに家族を殺された消防士が、南米へ復讐しにいくというストーリーだという。また、テレビ局は「トゥナイト・ショー」などの人気トークショーの収録を今週いっぱい中止。主要テレビ局の番組はすべてニュース特番となり、バラエティやコメディ番組が姿を消した。

まさに国民全体が喪に服しているような状態だが、こういうときにこそ通常の生活をすべきだ、という声もしだいにあがってきている。そんな中、マドンナが延期していたコンサートを金曜日に行うと発表。U2など他のアーティストもこれに続くものと思われる。

──ロサンゼルス 小西未来 9月12日22:00(現地時間)

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