トム&ニコール、離婚の真相は?
2001年2月13日 12:00
ニコール・キッドマンとの別居を発表した2日後、トム・クルーズが離婚届を提出した。現在、両者とも業界トップの弁護士を立てて、総額4億ドル(約450億円)以上と言われる巨額の財産を争っている。理想のカップルとして知られていたために、映画関係者の多くは未だにとまどいを隠せない様子だ。2人とも仕事で忙しく、そのすれ違いからズレが生じたのが原因と発表されたが、ほかにも原因があったのではないかという憶測がアメリカのメディアをにぎわせている。

各メディアが共通して指摘しているのは、宗教面でのズレ。2人はサイエントロジーという新興宗教の信者で、この宗教に非常に熱心なトムに対し、クリスチャンとして育てられたニコールはそれほどではなかったと言われ、このことが亀裂を生んだ可能性は高い。またニコールは、自分の故郷であるオーストラリアに拠点を置きたいと考えていたが、トムのほうがアメリカ中心の生活を望んでいたことも衝突の原因となった可能性がある。
しかし一番の謎は、なぜ今このタイミングで離婚に踏み切ったのかということだ。彼らが別居したのは結婚10周年の記念日にあたる昨年12月24日の3日前。カリフォルニア州の法律では、結婚生活が10年以上の場合、離婚した妻に対する慰謝料として、一生分の生活扶助料を支払う義務があるが、10年未満なら5年間で良いとされている。イギリスのサンデー・ミラー紙によれば、10年未満で結婚生活が破綻したことにより、トムは1億ポンド(約170億円)近くも節約できた計算になるという。トムが離婚を急いだ背景には、こういった金銭的な理由があったのではと噂されている。だが一方、数週間前、ニコール・キッドマンが膝のケガ再発でデビッド・フィンチャー監督作「The Panic Room」を辞退したが、このことが離婚と何らかの関係があるのでは、との説もある。
いずれにせよ、すべては憶測の域を出ないわけだが、本人たちが真相を話すことはなさそうだ。なにしろ、トムとニコールといえばこれまでプライベートに関して秘密主義を貫いていて、関係者には自分たちの私生活を第3者に語らないよう誓約書を書かせていたこともあるほど。その徹底的な秘密主義から、仮面夫婦説やトム・クルーズのゲイ疑惑などが浮上したことがあるが、そのたびに二人は応戦し、イギリスのタブロイド誌との法廷闘争にも勝利している。
関連ニュース
「落下の王国 4Kデジタルリマスター」あらすじ・概要・評論まとめ ~旧作の新しさ、初めての感動と出会う幸運をぜひ掴んで欲しい~【おすすめの注目映画】
2025年11月20日 08:30
オリジナル 洋画 まとめ 評論
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー