ハンガー・ゲーム0のレビュー・感想・評価
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前日譚がスノー大統領とは?
2012年の1作目から早や11年とは。月日が経つのが益々速くなっているのが気がかり😕 さて今回の0(前日譚)、率直な感想は観て良かった。観る価値十分といったところです。シリーズ4作品を観ていないとピンとこないかもしれませんが、またこのシリーズを観たくなってきます。ジェニファーのカットニスは好きなキャラクターの一人。今夜はハンガーゲームを観ながら一杯やりたいと思います。 皆さん、良いお年を❗️ 来年もよろしくお願いします🙇♀️ 144
理想と現実
パネム大統領コリオレーナス・スノーが18歳の頃、第10回ハンガー・ゲームで教育係を担った時の話。 幼い頃に父親が殺されたとの知らせを聞くプロローグに始まり、貧困を隠してキャピトルのアカデミーに通い12区の教育係としてハンガー・ゲームと絡んでいくストーリー。 正直FINALがちょっともうダルかったし、まさかのリン・ミンメイ的なあらすじ紹介w、157分という尺にきついかなと思いつつも、前日譚とのことで一応少し期待しつつ観賞したら…プロローグ+ハンガーゲームに至るまでのドラマ、ハンガーゲーム、そしてその後という3パートからの構成で、結構しっかり練られたプロットにどんどん作中に引き込まれてしまった。 ハンガー・ゲームそのものも小規模なコロシアムでのバトルロイヤルでわかりやすいし。 スノーの人間性というか思考が形成されて行く一部がしっかり画かれていて、とても面白かった。 ちなみに157分の内エンドロールが約10分、エンドロール後には何も無し。
ジェニファーのいないハンガーゲームは・・・
ハンガーゲーム前シリーズ4作は、日本では全く当たらなかったが、全米では大ヒット。俺も最初は「殺し合いゲームって何だよ!」という感じで興味が無かったが、たまたま出張機中で暇つぶしに1作目を観てハマってしまった。以後2~4作は劇場鑑賞。何と言っても初めて見たジェニファー・ローレンスの圧倒的存在感に魅了された。ストーリー的にも実は面白かった。 今回は前日譚でジェニファーが出ていないと知って観ないでおこうかとも思ったが、ハンガー・ゲームファンなので一応観ておこうと・・・ 【物語】 舞台は近未来の仮想化国家パネム。ハンガーゲームシーリースの前日譚。ハンガーゲームシリーズで大統領として君臨していたスノーの若き日の物語。 スノー(トム・ブライス)は元将軍を父に持つ名家の生まれ。 しかし、幼い頃に将軍の父親が反乱軍に殺され、母親も若くして亡くなり、家庭は日々の生活にも困窮していた。 18歳になったスノーは高校の成績優秀者に国から与えられる高額の賞金獲得を目指して努力して来たが、受賞者発表当日に制度変更が突然発表される。 成績上位者が第10回ハンガー・ゲームの各地区プレイヤーの教育係に任命され、優勝したプレイヤーの教育係に賞金が与えられるというのだ。 スノーは貧困から抜け出すために、ハンガーゲームでの優勝を目指すしかなくなる。しかしスノーは12地区の歌以外に武器のないか弱い少女ルーシー(レイチェル・ゼグラー)の担当になる。 いよいよ大会が近づき、スノーはなんとか戦略を立てようとルーシーに会いに行くが、ルーシーは冷淡な態度をとる。しかし、大会前日反乱軍のテロで死にかけたスノーはルーシーに命を救われる。そして、遂にハンガーゲームが開始される。 【感想】 シリーズ2~4作目と同じ監督ということで、作品全体の空気感は似通っており、悪くない。 作品の重厚感やゲームの緊迫感は良く出来ていると思う。 ただ、前4作に比べると不満が残る。 まずストーリー的に駆け足過ぎるというか、詰め込み過ぎていると思う。本作は2時間半越えの長尺なのだが、それでも無理を感じる。前シリーズなら、第10回ハンガーゲーム終了で1作終わりだ。今回はその後にまだ話が続くので、その部分が消化不良気味。 そして何より足りないのヒロイン力。 前シリーズはジェニファー・ローレンスの圧倒的ヒロイン力に支えられていた。彼女抜きでハンガーゲーム シリーズはあり得なかったので、彼女が出ていない時点でもう分かっていたことではあるけれど。 レイチェル・ゼグラーではとても彼女の抜けた穴を埋められなかった。歌は良かったけど。 ヒロイン偏重主義の俺としては、それが全て。 歌で選ぶのではなくて、ジェニファーに匹敵する次世代スターを発掘するべきだったと、俺は思う。 前日譚なので時系列的には前作ハンガーゲームシリーズからの繋がりは無いが、前シリーズを知らずして本作を観ると、さらに楽しみは減ること間違いない。スノーの将来像を知らないと特に結末あたりの興味が減じると思う。 しかし、逆に前シリーズファンはガッカリすると思う。従って、勧める相手がいない・・・
独裁者は斯して生まれた。
シリーズの2つくらいは見たような気がするが、それらが繋がらないほどシリーズの間隔が空いているのか? 記憶が悪いのか? 初めて見たとしても、 3部作となっていて最後には膝を叩いて、 そうだったか!と、納得してしまう。 そうなのだ、 俺を信じろという奴ほど裏切りをよくしている。 つまり、信じるに足りない人間だと自分でアピールしていることが分かる。 それは、生まれた時からそうして生きてゆくたびに、 信頼の大切さを知り、それを利用したからに他ならない。 つまり、生まれながらの政治屋なのだ。 信頼はされるものではなく利用するのだ。 私を信じて下さい。 清き一票を私にいれて下さい。 あなた方に尽くしますと言っておきながら、 政治献金を霞みとり、自身が裏金マージンを受け取り、 所得税を払わない。 そして、国民から所得税、消費税を一円半銭徴収する仕組みを作る。 裏切りの始まりではなく、 自分が尊大なるための好物なのだ。 そんな政治屋のボス中のボスが独裁者と成るのだろう。 いや、想像も予想も期待もしていなかった面白い映画だった。 中弛みはあるが、意外と恐怖といい歌で励まされる。 そして、主役の男女の演技がどちらもすばらかった。 是非、続きを観たいものだ。 そして、 さらに独裁者の育ち方を見せて欲しい。 ( ̄▽ ̄) ハンガー・ゲーム0 スーザン・コリンズのベストセラー小説を映画化した世界的ヒットシリーズ「ハンガー・ゲーム」の前日譚。 シリーズ第1作で主人公カットニスがプレイヤーに志願する64年前を舞台に、ドナルド・サザーランドが演じた独裁者コリオレーナス・スノーの少年時代を描く。 反乱を起こした12の地区を戒めるため、毎年各地区から1人ずつ選ばれた少年少女が最後の1人になるまで殺し合う「ハンガー・ゲーム」。記念すべき第10回の新しい試みとして、贄の教育係に任命された18歳のスノーは、貧しい境遇から抜け出すべく優勝を目指す。しかし彼が担当することになったのは、最も弱い第12地区出身で“歌”を唯一の武器とする少女ルーシーだった。 イギリス出身の俳優トム・ブライスが若き日のコリオレーナス・スノー役で主演を務め、「ウエスト・サイド・ストーリー」のレイチェル・ゼグラーがルーシーを演じる。「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督が引き続きメガホンをとり、「アサシン クリード」のマイケル・レスリーと「リトル・ミス・サンシャイン」のマイケル・アーントが脚本を担当。
長かった…
兎に角長い かと言って前回の様に話を割ってしまうのも… 3部構成なので飽きる事なく見れるのですが その分長く感じます 配信で3話分の連ドラを見る感覚になります 前作が好きならば良いかと思います 長さを踏まえての準備で視聴して下さい とりあえず記憶が曖昧なので1を観てみる事に したいと思います
おー、カットニスのルーツは〝そこ〟だったのか❗️
近未来のようでありながら、文明的にはデジタル化以前。 そんな不思議ちゃんで、微妙な世界❗️ だからなんですね、パラレルワールドでこんな世界があっても違和感がなくて、いまそこに自分が放り込まれても本当にありそうな臨場感と没入感。 体力に自信のある人や格闘技経験がある人なんかは、ちょっと俺も、いや私だって、生き残れるかも。 なんてついつい思うのではないでしょうか。 でもまぁ、ちょい正義感が強かったり、女の子や自分より弱い人に暴力なんて絶対無理‼️という人は真っ先に誰かの犠牲になって死んでいくので、やっぱりブラック企業とかで成り上がれるような人のほうが生き残れるのかな⁉️ これを見てから、あのシリーズを初見、という方でもかなり楽しめると思います。
前日譚だから・・・
反乱を起こした12の地区を戒めるため、毎年各地区から1人ずつ選ばれた少年少女が最後の1人になるまで殺し合うハンガー・ゲームが行われていた。第10回の試みとして、参加者の教育係に任命された18歳のスノーは、優勝して貧しい生活から抜け出そうとしていた。しかし彼が担当することになったのは、最も弱い第12地区出身の少女ルーシーだった。さてどうなる、という話。 ハンガーゲームというのを観たことがなく、前日譚と言われてもよくわからなかった。 トム・ブライスはカッコ良かったし、ルーシー役のレイチェル・ゼグラーは歌も上手くて可愛かった。 ハンガーゲームを観たら、なるほど、って思うのかなぁ、なんて観てた。
ハンガーゲームのスリリングさが帰ってきた!
いや、ハンガーゲームシリーズは観たことないです…そんな状態で鑑賞。 なんでこんなゲームするんだよって思いながら鑑賞。こんなの反乱を抑えるどころか増長するでしょ… 貧しい境遇から抜け出そうとする教育係のスノーとプレーヤーのルーシー。二人で協力しハンガーゲームで生き残るスリリングさはかなり惹きつけられる。ここで終わりと思いきや、後半がスノーの人格形成に関わる部分でかなり苦い。これは観たくなかったなぁ…
意外にも、やや重め
ハンガーゲームの成立までを描くのかと思っていたら、ゲームはもう10回目だった。ゲームルールの説明もないので、このシリーズが初めての人には分かりにくいだろう。 独裁大統領スノーの、若き日がテーマ。スターウォーズ「エピソード2」のアナキン・スカイウォーカーの闇落ち前、を思い出した。ドラマとして、やや重い。 ヒロインは、ウエスト・サイド・ストーリーのマリア役でデビューしたレイチェル・ゼグラー。彼女の歌がたっぷり聞けるが、尺2時間半超は長い。
なかなかのプロットに唸らされる
本作は、ヒットシリーズ「ハンガー・ゲーム」の前日譚。シリーズ過去4作は全て未鑑賞なのですが、今さら鑑賞している時間もないので、レビューサイトで本作のあらすじだけ読んで公開初日に突撃してきました。 ストーリーは、12地区から各2名の代表を選んで殺し合わせる「ハンガー・ゲーム」が催されるキャピタルで、アカデミーの主席となって貧困からの脱出をめざすコリオレーナスは、第12地区代表で歌しか取り柄のない少女ルーシーの教育係に任命され、圧倒的不利な状況の中、彼女を勝利に導くために策を巡らせるが、彼自身の心にも少しずつ変化が現れてくるというもの。 シリーズ前日譚ということで、予備知識なしでもいけるかと思いましたが少々甘かったです。本作は、ハンガー・ゲームの第10回大会が舞台となっており、世界観が完成された中で物語が展開します。そのため、そもそもハンガー・ゲームの発端や開催意図がよくわからず、キャピタルと12地区との関係や、アカデミーの役割、コリオレーナスの立ち位置や人物相関などを把握するのにもやや時間がかかりました。 それでも、地区代表がキャピタルに集められる頃には、作品背景がなんとなく理解でき、徐々に作品世界に浸ることができました。そしていよいよゲームスタートとなり、やるかやられるかの殺し合いに緊張感が走ります。さながら自分も闘技場に放り込まれたような恐怖や興奮を覚えると同時に、これをショーとして楽しむキャピタル市民に人間の醜さを感じます。 そんな中、コリオレーナスの策が功を奏し、さまざまなご都合主義的偶然も作用して、ルーシーが生き残ります。ここでやっと緊張がほぐれ、二人の間に芽生えた絆は恋へと発展してハッピーエンド…かと思ったらまさかのチャプター3!え?まだ続くの? 本作は3章立てになっているのですが、ここからラストにかけて作品の印象がガラリと変わり、まんまとしてやられた感じのブロットに唸らされます。なるほど、いちばん描きたかったのはここでしたか! ただ、ここでコリオレーナスがどんどん変容していくのですが、ちょっと説得力に欠ける印象です。親友のセジャナスや共に戦ったルーシーとの確執が、なんだか唐突に感じます。過去作を鑑賞していたらまた違った印象だったかもしれませんし、自分の理解力が足りなかっただけかもしれませんが、いずれにせよこの第3章が本作の肝であるならば、もう少し丁寧に描いてほしかったです。そこがとにかく残念で、第2章までのフリを十分に生かしきれなくて、もったいなく感じます。 主演はトム・ブライスで、コリオレーナスの変容を好演しています。共演のレイチェル・ゼグラーは、その歌声とキュートな魅力で存在感を発揮しています。脇を固めるのは、ピーター・ディンクレイジ、ハンター・シェイファー、ジョシュ・アンドレス・リベラ、ビオラ・デイビスら。
スノー大統領、誕生秘話
これまでジェニファー・ローレンス主演で、4本シリーズ化され、斬新なSFサバイバル・アクション映画として記憶に残る作品となった本シリーズ。本作は、『ハンガー・ゲーム0』のタイトル通り、ジェニファー演じるカットニスの宿敵とも言える、独裁者スノー大統領の若かりし頃を主人公に、『ハンガー・ゲーム』の誕生秘話について描いている。 『ハンガー・ゲーム』のこれまでのイメージで観に行くと、2時間半を超える大作ながら、何か物足りなさは感じる。『ハンガー・ゲーム』は、反乱軍の各地区から1人ずつ選ばれし者達が、最後の1人になるまで殺し合うサバイバル・ゲームとしての楽しみがあった。 しかし、本作のそうしたシチュエーションは、前半まで。後半は、なぜスノー大統領があれほどまでに弱き者を虐げる独裁者となり、人の命を命とも思わないような、残酷極まりない『ハンガー・ゲーム』を長きに渡って開催してきたのかという要因について、当時の彼の恋愛や友情を通しての心理的葛藤を描いている。 元々、貧しい家庭に育ったスノーは、その環境から抜け出すために、第12区出身の歌姫であるルーシーの教育係として、『ハンガー・ゲーム』で優勝をねらう。そして、第10回の記念の『ハンガー・ゲーム』の幕が切って落とされる。ひ弱なルーシーだったが、スノーのバックアップのおかげで何とか、最後の1人になり命がけのサバイバルを勝ち抜くことができる。優勝を喜んだスノーだったが、しかし、そこには、大きな落とし穴がスノーには待っていた…。 前半は、確かに当初の『ハンガー・ゲーム』の様相を見せて、それなりにサバイバル・シーンほ楽しめたが、やはり中盤からは、少し中弛みと長い上映時間に睡魔も襲ってきた。 若き日のスノー役には、お初にお目にかかったトム・ブライスが演じていたが、純粋な少年が野望を持ち、怒りを湛える青年へと成長する姿をよく演じていた。ヒロインのルーシーには、スピルバーグに『ウエスト・サイド・ストーリー』で主演に抜擢されたレイチェル・ゼグラーが務め、歌姫らしい美しい歌声を聴かせていた。また、大好きだった『ゲーム・オブ・スローンズ』にも出演していピータ―・デインクレイジが、スノーの先生役を演じていたのが、嬉しくもあり、懐かしかった。
2部作を一気見のお得感得
レイチェル・セグラーが唄い出すと、景色が変わるというか、あっという間に引き込まれてしまう。 ある場面では、ルーシーの歌の力で窮地を脱してしまう。劇場内に響き渡る彼女の歌声を耳にすれば、さもありなんと、納得。 前日譚である以上、スノーが闇落ちして、権力者を目指すことになるのは運命として決まっている。前半は、メンターとしての物語、後半は闇落ちのいきさつが語られる。 スターウォーズのプリクエル3部作と同じ感じと言ってもいいくらいだが、前後二部作を一気に鑑賞した感じで、腹落ち感はとっても良い。 悪役がコテコテなんだけど、ヴィオラ・デイヴィスとピーター・ディンクレイジの個性がありきたり感を上回って、単なる飛車角じゃなくて成った龍と馬の揃い踏み。このコンビがどんなふうにスノーを変えてしまうのか必見でございます。
長いけど、初心者でも面白い
ストーリー、映像共に凝っていて若干難しいが大体は分かる。ハンガーゲームは初心者だったが、十分に楽しめた。 3章に分かれていて後半更に面白い。 今週の作品では1番の当たりかも。 主役の2人がとても美男美女だった。
レイチェル・ゼグラーとピーター・ディンクレイジ
事前情報まったくナシで見ました。 シリーズ前作までは一応見てます。 タイトルから、これまでのシリーズの前日譚だろうな…とは察していました。 そしたら今回、レイチェル・ゼグラーとピーター・ディンクレイジが出てるではないですか! もう満足です。 レイチェル・ゼグラーと言えば、(日本では)去年『ウエスト・サイド・ストーリー』のヒロイン・マリア役で華々しくデビューして、今年『シャザム!神々の怒り』ではヘレン・ミレンとルーシー・リューの妹という凄まじい役どころをこなしてましたが、今作にも出てますよ。そして歌ってますよ! 現在22歳で出演作品すべてが大作、すべてヒロイン、つまりすべてが代表作、おそらく今が旬! 若くて初々しいうちに、いっぱい活躍しておいて欲しい!あと何年?こうなったらもう素直に「白雪姫」、期待しちゃいますよ。 そしてピーター・ディンクレイジ。 ドラマの『ゲーム・オブ・スローンズ』でブレイクしたみたいですが、それより前からこの人は体型に頼らない良い演技をしていたと思います。 世間の評価がどうか分かりませんが個人的にはこの人、名優だと思ってます。 この2人の登場で、私の基準ではもう元が取れた気分ですが、他にもヴィオラ・デイヴィス(スーサイド・スクワッドでアマンダ・ウォラーをやってた人)とかバーン・ゴーマン(パシフィック・リムの真面目な方の博士役の人)とか、個人的に名脇役認定している俳優さんが出ていて、続編作るなら、きっとまた見てしまいます。 続編、期待しすぎないくらいに期待しています!
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