ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
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サスペンスってより、ミステリー映画
結構奥行きのあるストーリーでした。
事前把握薄すぎました。エンドロールで気づきました。
東野圭吾作品でしたね💦そう言うことか。納得。
キャストが豪華!今じゃ主演クラスの面々。
面白かったですが中盤眠気が、、、
後半の無理くり感ある話しを上手く繋げたなーって印象でした。
中々面白く、若い方には幅広くウケる映画かて思います。
2024年1月17日追記
「12人の死にたい...」に似た雰囲気だなぁと思い、朝の番組で宣伝していたし岡山くんが出ていたので見ました。
撮り方や映像の見せ方が良いです。間宮さんの煙草吹かす横顔とか一定のファンに向けてますよね。綺麗。絵になる。
内容としては三重構造のネタばらしにあまりピンと来ず、知り合いに役者がいると厄介なんだなぁ…とそっち方向に感想を持っていく。あとご飯がめっっっちゃ美味しそう。色々とビジュアルが良い。
外部から来て身内のゴタゴタに巻き込まれる人が一番謎を解いてしまう上、「始まったか…」「それで?」などの進行ワード出す=キーパーソンという構図は最近も見たので、途中からなんとなくの流れが読めます。機会があればオチを知った上で冒頭から30分までは見たいかも。
撮影現場では皆仲良くなるわけだ。
人との繋がりで人生が詰んだように見えても、人生は終わってなくて再起可能なんですよね。どこかで劇的なドラマがあれば格段に。
ラストシーンで思ったのは、主人公はあなたでしたか〜!です。
何も知らない先生すごいとばっちりじゃない。
2024年1月17日追記
入場時にもらったカードを見て、全体的に演劇作品だったのかなと解釈しました。じゃないと半身不随になって、その原因たちに「ごめんなさい(ペコ)」と謝罪されても許せないはずだし...。
最後に何度も来る衝撃
そして誰もいなくならなかった。
それどころか、1人増えていた。
原作自身は良さそうだけど、
三層構造の映画作品と言われても緊張感やビックリする様な展開がない、
サスペンスでもないしミステリーを感じないヒューマンドラマかなぁ
( ̄∀ ̄)
ある閉ざされた雪の山荘
人気作家・東野圭吾が1992年に発表した同名ベストセラー小説を、
「禁じられた遊び」の重岡大毅主演で映画化したサスペンスミステリー。
劇団に所属する7人の役者のもとに、新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。
オーディションは4日間の合宿で行われ、
参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。
しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。
オーディション参加者の中で1人だけ別の劇団に所属する久我和幸を重岡が熱演し、
中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗が同じ劇団に所属する個性豊かな役者たちを演じる。
監督は「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」の飯塚健。
ある閉ざされた雪の山荘で
2024/日本
友達、恋人、1人で見ても盛り上がる映画
せっかくの出演者たちがもったいない
登場人物が一人ひとり姿を消していく密室劇だが、そもそも、犯人が誰かを推理させるような作りにはなっていないので、ミステリーとしては、まったく盛り上がらない。
新進気鋭の若手俳優を集めている割に、それぞれのキャラクターに魅力が感じられないのは、物足りないとしか言いようがない。
空間が限定された、いかにも演劇的な物語なのに、時々挿入される、部屋の見取り図を俯瞰するような演劇的な演出が、まったく効果を上げていないのも、どうしたものかと思えてしまう。
やがて、事件の動機が明らかになるのだが、姿を消した3人は、首謀者を励ましに行った「良い人たち」だし、首謀者が事故にあったのは必ずしも3人のせいではないので、その動機が単なる「逆恨み」にしか思えない。
そこで、3重構造の事件のカラクリを説明されても、もともと人を殺すほどの動機には思えなかったので、何の驚きも感じないし、むしろ「そりゃそうだろう」と納得してしまった。
それにしても、なぜ、1人だけ劇団に所属していない人間が招集されたのか、その理由が最後まで分からなかった。
首謀者が、部外者である彼をわざわざ事件現場に呼ぶことに、必然性があったとは思えないし、結局、彼の推理によって事件の真相を暴かれてしまったのは、間が抜けているとしか思えない。
百歩譲って、彼を招集する必要があったのだとしても、犯人が万全を期すのであれば、あらかじめ彼に計画を打ち明けて、共犯関係に引き込むべきではなかったのではないか?
あるいは、何も知らなかったと思われる他の2人(終盤は、完全に「蚊帳の外」状態!)にしても、最初から共犯者に仕立てておけば、すべてが上手くいったのではないか?
周到なように見えて、実は穴だらけの犯人の計画が、お粗末に思えて仕方がないのである。
いずれにしても、一番最後に、首謀者が車椅子から立ち上がって、「実は、この物語は4重構造で、今までのことは、すべて舞台の上で演じられたフィクションです」みたいな、身も蓋もないオチにしなかったことだけは、せめてもの救いであるが・・・
残念ながら面白くないミステリー?
東野圭吾原作の映画化
捉え方は人それぞれ
低評価が多いように感じたためどうかなと不安でしたが、結論、面白かったです。
事件発生→考察→解説の流れがゆっくりなので、登場人物の姿をじっくりと追うことができて良かったです。最近流行り(?)の考察もののドラマ類があまり自分の肌には合わなかったため、こちらはそういった考察の煽りも少なく、見やすかったです。逆にガッツリ考察したい!という方は少々物足りなさを感じるのではないかと思います。
終わり方も個人的には良かったです。どこからどこまでが演技であり、芝居なのかという部分の解釈は人それぞれだと思うので、それによっては腑に落ちないという方もいるかもしれません。私は自分の好きなように解釈しすぎているのかもしれません笑
岡山天音さんは今回のような癖のある役にバシっとはめてきますねー。さすがでした。欲を言えば、森川葵さんの出番が少なめだったので、もう少し観たかったなーと。
自分なりの考察(推理好きの方の意見も沢山みたい)
原作、パンフレット未読での考察。
あくまでも、ノンフィクションは麻倉雅美がオーディションをしている所を久我が客席から見ている所だけ。他は全部舞台。
オーディションの麻倉雅美のすごさに感化した久我は、麻倉雅美が主演となる脚本を作り上げた。それがある閉ざされた雪の山荘で。
だから、初っ端からの突っ込みたくなる場面は、舞台ならではなのかなと。リアルとしたい映画ならバスに他の客はいないの?目隠しで乗り込むのとかあり?とか突っ込みたくなるから。あくまでも舞台演出。
そして、私は実は田所と貴子も本田からタネ明かしをされていて、この2人には知らない程で演じろと言っていたのではないかと(死体はないのに井戸での2人の大袈裟な演技、スムーズな部屋決め、最後に雨宮をぬいて3人で過ごしたのもこれなら納得できる)
つまりは、雅美を騙すための演技を残り全員でやっていた。もちろん、作った久我も。
これだと結構すんなりするかなと。
所々での間取りの映像、山荘の外観などの場面は、舞台でのセット切り替えを意味してるんだと考えた。BGMもついてまさにそれっぽい。
靴がキレイにされ、いなくなると同時にくつもなくなるのは、あくまでもアガサ・クリスティのそして誰もいなくなったにもかぶせ、見てる観客に今の現状をみせる久我なりの演出だったのではと。(だって、内容的にあまり関係なかったし)
本田と久我のハートができてた場面、山荘の外での雪山遭難場面、最後の嘘という字は…ということろは、観客に笑いを入れたい。ここも久我の演出だったのかなと。
結局、雅美の足は?の所は実際は怪我をしてない、と結論づけた。カーテンコール1度目はよくその役のまま挨拶にでる事も多いから。何より、公開初日3日間に配られたネタバレカード。あれ、麻倉雅美が他のメンバーと同様に椅子に座ってるのよ。しかも、肘掛なしの普通の椅子に、手は前に組んで、姿勢も良くて。下半身不随ならあんな座り方できないなず。
本田が久我にありがとうと言ったのは、いまいちピンとしてない。久我作の舞台が完成した事に対してのありがとうなのかなと。ただ、これじゃ軽いかな?ここが、スッキリしない点。
本当に何度もみたくなり、その都度、考察が更新されるスルメ映画。さすが東野圭吾作品と満点。こういうの大好き。
役者が役者を演じる、とよくプロモーションで言ってたけど、重岡大毅が久我を演じるということでなく、久我という役者が、さらに舞台で久我という演技をしたということかな。
あ~、推理好きの人の考察読み倒したい。
女優さんがみんな美人
日本映画は基本観ないんですがずらりと並んだ人気女優陣に釣られ
ついつい吸い込まれました
キャラの立つ俳優陣をそろえただけあって序盤の群像は楽しいんですが
全体には間延びしてしまいそれならもう少し女優陣を魅力的に描いてよ
というのが感想です
内容的には「ブラック・スワン」と同じテーマを日本人が創れば
こんな風になってしまうという事でしょう
洋画のレビューを読むと理解できないという書き込みばかり目立ちますが
商業ベースで稚拙な作品ばかり創り続けてきたから
世界を俯瞰で観れば完全にガラパゴス状態ですね
アニメ大国といわれながら内容の稚拙さから
大きな賞が獲れない日本作品ですが
今回のゴールデングローブ賞受賞を機に
もう少し世界レベルで通用する作品創りをしてほしいものです
前半は楽しいのに…
特に出演者ファンではないミステリー好きです。
ラスト30分を除くとエンタメミステリー映画としてワクワクしたし、序盤で見える展開予想をひっくり返してくれるかも?!という期待すらしてしまうくらい楽しく観ていました。
…が、謎解きパートで大失速。結果的に「面白くなかった」という感想になってしまいました。。
キャスティングされた俳優の序列から黒幕はほぼ二択に絞られて、案の定そのうちの一人が犯人。
その動機もまた、設定段階で透けて見える予想通り。
ものすごーーーく丁寧に、且つ、テンポの悪い謎解き説明にどんどん冷めていく。
無理のあるトリックに拍子抜け。
久我があの場にいる理由への説明ゼロの不自然さ。
終始オーバーアクト・一辺倒の演技に違和感ゴリゴリ。
殺人動機に共感できないので乗り切れない。(そりゃ一つのキッカケではあるけど逆恨みでは)
殺したいほど憎んでたのに、なぜか和解。
真面目に観てはいけないのかもですが、前半楽しかったので凄く残念でした。。
ワイスピ 記録達成⁉︎
目隠しをしたまま乗ったバスを降りたのは、海岸沿いのバス停。そこから徒歩で別荘に着く。閉ざされた雪どころか、山荘ですらない。映画のタイトルと全く違う。今から行われるオーディション合宿のあくまで設定。
普通なら交通も遮断され孤立した山荘で事件が起こるのだが、違反したらオーディション失格という、逃げることか可能なのに逃げない俳優たちの物語。
以降 ネタバレあります。
でも異様なオーディション。トップの演出家がいない。監視カメラからのリモート指示。
次々と人がいなくなり、殺人をも匂わす残された映像。そんな状況、殺人鬼がいるかもしれないのに、逃げることが可能なのに、何よりも優先されるオーディションって何なんだ。
そんな状況下でも選ばれたい主役の地位。異常な人間関係。なんか昨今起きている何かの事件を示唆してしまう。
残された人は捜査っぽいことはするが何も分からず4日間が終了。見ている人に今まで提示された内容から推理してもらう意図はない。
以降 より核心に触れる内容があります。
劇団に所属していたが今は車イスの女性。今の状況に挫折する。その原因に劇団員が関係する。でも悪質な電話にいくら動揺していたとしても、事故の直接的な原因は彼女本人ともいえる。
事実を知る共犯者は機転を利かせ、最初から仕込んでいた。計画は計画だけなら罪にはならない。そして今回の出来事が舞台化されて映画は幕となる。
さらに現実世界でも舞台化される。でもキャストは変わる。今回の映画と同じキャストでも見たい。
…………
後半のみ出演だけの森川葵さん。今まであまり俳優として印象なかったが(スミマセン)、熱演すごかった。彼女森川葵はやっぱり「ワイスピ森川」だわ。新たなる記録達成というより、記憶に残った作品となった。
結末の捉え方によって評価を変えたい
観た方は、2種類の結末を想像するかと思います。
予告でも猜疑心を煽ることをめちゃくちゃ流していたので、俳優目当てでない限り、色々考えながら観たと思います。
(こっちだとしたら、個人的にめちゃくちゃ微妙です。
ただ、こっちで捉えている人が多いのかなって感じます。)
1つ目は、あの山荘で経験したことを元に、舞台化したという結末です。つまり、仲直りしましたよってことです。
自分を馬鹿にして下半身不随にしたヤツらとやってけるか?
用意周到な上で自分たちを殺そうとした人とやってけるか?ってまず思いました。
それに温子(堀田真由)は、下半身不随にしてしまった過去があるのにも関わらず、山荘であんな態度とるか!?って
後半の3人の謝罪も小学生同士の喧嘩のように軽くてバカバカしいし、探偵役の久我はモーションがとても大袈裟で演技が下手くそだなって思いました。
(私は、こっちで捉えたいです。)
2つ目は、物語の始まりからラストのカーテンコールまで全て舞台上の物語であったという結末です。
目隠ししてバスで運ばれて、山荘へ向かい、久我と会う~~~~が舞台での演技ということです。
だから、麻倉は下半身不随になってないし、麻倉と久我はもともと水滸劇団の人物ということです。
正直、こっちの方が断然腑に落ちます。カーテンコールでは映画を観ている我々も舞台の観客のようなアングルに意図的にしていたし、温子、田所が"普通"に見えました。
だから温子は性格悪くないし、田所が元村(西野七瀬)に付きまとうことも現実では無いって事ですね。舞台上のただの設定って訳です。
見取り図にみんなの配置を示す描写が度々ありましたが、舞台上にそれが示されていたと考えたら、納得できます。
作中では3重と言っていましたが、観ている私たちからしたら、4重ですね
ワクワクしないミステリー
特に驚きのない展開の映画だった。小説を読めば多少見方が変わるのかもしれないが、トリックに特に見所はなく、全体的にふーんって感じ。
まあ展開が早く、2時間はあっという間に感じたから、そこそこ作品にのめり込めてはいたのかも。そこまでおすすめはしないが、一緒に観に行った人と感想を交流しやすいくらいシンプルな作品ではあると思う。
これを簡単につまらないで終わらせるにはもったいない
原作読まずに観ましたが、まず「サスペンス要素の入った青春群青劇」として楽しみました。
ただ終わってからの違和感やモヤモヤ感が残ります。でもこれは残って当たり前だと思うのです。3重構造と言っていますが、私達にとっては4重?5重?構造ともとれる内容だからです。何故あんな演技だったのか?あの人は結局何だったのか?私は3回観ましたが色々な考察が楽しめていますし、友人の考察を聞いてかなり深い作品だと思いました。受け取り手によって変わる作品だとも思います。
俳優陣の無駄遣いと仰ってる方がいましたが、私は思いませんでした。あの構造を演じるにはかなりの演技力が必要だと思いますし、しっかり理解すれば納得の演技だったと思います。
考察してより楽しめる作品です。
舞台風?
演出なのか、難しいことはよくわかんないけど、舞台っぽい間取り図的なところは、なんか冷めるので私的にイマイチだったかなー、もうちょっとシリアスだと良かったけど、なんか学祭感というか、舞台感みたいなのが、ラストに繋げるため必要なんだろうけど、感情移入できなかったし、重岡君の役はキーマンだけど、最初から呼ばなきゃ良かったじゃん?!的な?なぜ彼が居たかもよくわからなかったし。まぁ、物語の説明役というか、展開していくのに絶対的に必要だけど、だけど〜みたいな?
なんか、残念な感じでした。
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