劇場公開日 2024年1月12日

ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価

全401件中、281~300件目を表示

2.5ちょっと物足りない東野圭吾ミステリー

2024年1月16日
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鑑賞方法:映画館

ワンシチュエーションでのミステリーで、
もっと"雪の山荘"をうまくつかって欲しかったですね。
別に雪の山荘でなくとも、この物語は紡げてしまうと思ったので、残念でした。

とはいえ、鑑賞しつつ犯人は誰なのかを考えるのは楽しいですね。
最初は、群像劇かな?と思ってしまうほど、重岡大毅の主人公感が全くなかったです。
中盤あたりで、あぁ、重岡大毅が主人公だったのね、とわかりました(笑)

演じている俳優陣は魅力的で、劇中でも役者を演じるという構造も
面白かったです。

やはり東野圭吾原作ということもあり、それなりに期待度が高かったので、
物足りなさを感じたのは、その期待値の高さゆえだったかもしれません。

面白くないわけではないのですが、
東野圭吾原作のミステリーという期待度を超えられるか?がポイントだと思います。

終わり方がキレイなので、そこは好みでした。

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ひでちゃぴん

5.0見る側の感性も試される鏡のような作品

2024年1月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

初日に1回見て、翌日原作読了し、2日後に2回目を見ました。東野さんの作品はデビュー作から沢山読んでいますが、この小説は未読でした。なので、映画で初めてこの物語に出会いました。

最初はゆっくり、静かに淡々と進み、時々間のびしてる?様な感すらありました。事件が起こっても、どこか怖さを感じ切れない部分もあり(設定上)、これ面白いんかなと少し不安になりそうな時もあったのですが、、、

途中からジェットコースターが降下するようにぐいんと引き込まれます。謎解きが始まったらスピードが加速、さらに加速、する感じで止まりません。最後は良い意味で頭を殴られた感じになります(言い方が乱暴ですみません)。

前半フワッとしている部分は全て意味がある事が、勘のいい人は見終わって分かるかも。あまり勘の良くない私は2回目の鑑賞で理解しました。あの映像、シンプルなBGM、衣装についても、全部計算されていることがわかります。

小説を読んで更に分かったのは、小説自体の設定が元々かなりチャレンジングだということ。あと、最後の結び方は、「残る感情」は同じものの、その見せ方が違うということです。これは、映像化したから「こそ」可能(というかパンチの効いた演出)になった幕引きなのだと、小説を読んだ方は分かると思います。ちなみに小説はかなり昔の作品で、その頃の作者さんの瑞々しさと少しの粗さも感じる作品でした。

どこまでがネタバレありコメントになるのか非常に難しいのでアレですが、映画班の方が原作をリスペクトしている事、映像、音楽、衣装、キャスティング、総力上げてこのスルメのような、2度3度美味しい映画を作られたのだろう事が分かり、その苦労に頭が上がりません。実写化、めちゃくちゃ大変だったと思います。原作と違う点もあります。工夫されています。

あと、なんか、〇〇ぽいな...って漠然と思っていた自分の感覚が最後に正解だったと分かり、個人的にはめちゃくちゃ嬉しかったです。やっぱりな、そういう作りか、という。

ただ。身の毛もよだつ殺人事件が起こり、その犯人は誰?意外な犯人だった、ビックリ!スカッとシンプル解決大団円!というタイプの推理劇が好きな人にはやや咀嚼するのに時間がかかるかもしれません。

友達のお子さんで小中学生さんも行かれていましたが、分かったし面白かったと言っていました。深い所まで分かったかは分かりませんが、
細かい所を見落としても展開の面白みは存分に味わえるかと思いますよ。

なので、この感想のタイトル通り、見る側も試されるような、挑戦状のような作品だと思います。漫才コンテストの審査員がどう審査するかも視聴者に見られているように、この映画をどう感じたかを書く事は、自分の感性を浮き彫りにする事にもなるかと思いますが、、、私個人の感想を思い切って書いてみました。

映画、2回目を見たいと思ったのはこれが初めてです。東野圭吾さんの小説を読み終わった後、もう一度最初から見直したくなるような。そういう読後感も似ていて、そこまでも狙ってるのかな?と思いました。

実は前に見た推理ものの映画で、序盤のひと言の不自然さで「あ、この人犯人じゃん」って分かってしまった事があって。そうなってしまうと、2度目を見たいとはまず思わない。この映画は読めなくて、色々騙してくれて、面白かったです!今度、最終確認の3回目見に行きます〜

パンフレットも原作も読むと(観てからでも良いかな)より楽しめるかと思います。

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hitomi

0.5原作読むべき!

2024年1月15日
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shige

3.0原作知らないけど、 ちょっとつめが甘い感じ リメイクしたら良いかな?

2024年1月15日
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原作知らないけど、

ちょっとつめが甘い感じ

リメイクしたら良いかな?

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jung

4.0原作を読むとまた捉え方が違うかも

2024年1月15日
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泣ける

笑える

知的

ネタバレが出来ないので擬音語や言葉足らずな所が多いかもしれません。
東野圭吾作品に触れるのは初めてで映画を見る前に原作を読むか迷いましたが、読まずに行った方が良いという声を聞いて読まずに行きました。
端的に言うと考えさせられる場面もあれば、笑える場面もあるのでそこがアクセントになっていて良いなと思いました。そして終盤に差し掛かっていくに連れて、どんどん明らかになっていくまでのテンポが良くて、「あ、ここが伏線になっていたんだ」など考察が出来るので見ていて楽しかったです。
私は友達と見に行きましたが1人ではなく2人とか3人で行った方が鑑賞した後の伏線がどこだったとか、少し視点は変わりますが今作の主題歌である「FICTION」の歌詞が「ここの場面と重なってたよね」など共有し合えるのでオススメです!
いつも私は映画を映画館で見るのは1回で終わりになっちゃうんですが、今回はもう1回見に行こうかなと考えてます。原作を読んだ上で2回目を見ると見方などが変わってきそうだなと思ったので。
出ている俳優さんたちの演技も見ていてどんどん引き込まれていく演技をしているので、特に明らかになっていくシーンでの演技は特に引き込まれました。
1回で理解することが難しい私でも大まかには把握できたので、東野圭吾作品を知らない方でも見れるかなと思います。ですが、ミステリーなので最後スッキリできるか?って言われたらちょっとモヤる部分もあるかもしれませんがそれが東野圭吾作品だと思って鑑賞しました!
これだけは言えます。
「どこからどこまでFICTION」ってことです。

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オタク

4.5若手俳優の実力が発揮された作品

2024年1月15日
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泣ける

興奮

知的

原作未読で拝見したのですが次々と起こる事件と7人の俳優の複雑な人間模様に終始何が起こるんだろう何が起こってるんだろうとドキドキしていました。特に間宮さんと森川さんの演技には心を揺さぶられました。また重岡さんの演技はあまり見たことがなかったのですがセリフがなくとも表情や雰囲気から心情が伝わってきて最後には涙を流してしまいました。東野圭吾さんの作品だったので期待していたミステリーの要素も登場人物の演技もさすが若手の精鋭俳優を集めたといった感じで2024年最初の映画がこの作品で良かったと感じる作品でした。

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ゆあ

2.5舞台俳優らの青春群像劇として鑑賞すれば、感想も変わる。

2024年1月15日
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悲しい

知的

寝られる

原作未読。
舞台俳優らの青春群像劇として鑑賞すれば、感想も変わる。
ミステリー作品として鑑賞すると、冒頭から足元をすくわれる。
目隠しした登場人物らがバスに乗ってくる。
だれがバスに乗せて、降りる場所を知ったのか。
海の見える景色から、オーディション会場へ向かう。
冬期とは全く関係のないペンション。そこが「ある閉ざされた雪の山荘」の設定である。
ここで、事件が発生するわけだが。。。
課題となるメッセージを発する発光器、音声機など探ることはしないで物語は進む。
探偵役を登場させた若者の物語としてみるのと、本格ミステリーを臭わす題名で鑑賞するとがっかりする。

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hotshot

4.0そんなに悪くない

2024年1月15日
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Route193

4.0何度も観たくなる映画

2024年1月15日
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興奮

知的

難しい

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なっつん

2.0演技?

2024年1月15日
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鑑賞方法:映画館

「この演技でこの監督はOK出すんだー」
というのが見終わった後の率直な感想。

原作は未読ですが、久我役の重岡さんの演技が役にはまってない感じがして、
「久我、お前は一体どんな人間なの?」状態が最後まで続いた。

重岡さんって、どの作品も良くも悪くも重岡大毅のままだなと感じる。

ベテラン俳優がいないのもあってか、演技で物語に説得力を与えられていない作品。

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きゃっぽぽ

5.0全くのネタバレをなく観に行ったので誰が犯人なんだろうと予想しながら...

2024年1月15日
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興奮

全くのネタバレをなく観に行ったので誰が犯人なんだろうと予想しながら楽しめました。
一人一人の個性などをわかりやすく表現できていたと思います。
ミステリーというジャンルの映画はあまりみないので好きな人からしたら物足りなさとかはあるかもしれませんが、みないものからしたら難しさもなくみやすかったです。
原作はまだ読んでいないので読んだ上でまた映画を観に行きたいなと思います。

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ゆうぽん

4.0原作を読んでから観ると印象が変わる作品

2024年1月15日
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原作を先に読むか映画を先に観るか迷ったが、ミステリーということもあり、結果を知ってしまうのもな…と先に映画を。

前半はテンポよく進み、何も疑わずに起こったことを受け取る。途中から違和感を感じ始め、疑いを抱き始める。で、あっという間にラスト。
割と後半が長く感じるが、様々な背景描写をしないと説明がつかないことが多いので、やむを得ないか。
なるほど、という感じもあるが、腑に落ちない部分もあり、持ち帰り整理しつつ、原作を読んだ。

なるほど。久我の存在が謎だったが、原作を読めば解決。(東野さんの設定そのまま)
全体的に原作に沿った作品なのではないか。映画と重ね合わせないと理解が難しい部分もあり、そもそもこの原作自体が、派手な展開・複雑なトリックで魅せる作品ではないと分かり、納得。ミステリーというか、青春群像劇の色味も強い。
原作を読むと、よくこれを映像化したなという感想。

原作があると「原作と違う」「原作を生かしきれていない」という感想が出がちな印象があるが、映画→原作→映画の順でみると、映画の捉え方が変わる作品だった。
もちろん賛否・好みは分かれるだろうが、原作との違いを感じながら自分も閉ざされた山荘にいる感覚を楽しめたら、面白い作品だと思う。
そして観終わったあとに、人と考察し合うとまた色々な見方が出来て面白い。気楽に観たほうが良い。

もう少し確認したい場面があるので、もう一度観に行こうと思っている。

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まいか

2.0評価の難しい内容

2024年1月15日
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面白いのかと問われるとうーんて感じで、ではつまらないのかと問われるとうーんて感じで実に評価が難しい作品かなと。
ただ、引っかかる(気になる)部分もいくつかあるので考察のしがいがあると言えばあるのかもしれない。
友人に見ることを勧めるかと問われたらnoです。

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たじぽん

3.0期待しすぎると…

2024年1月15日
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悲しい

東野圭吾の作品と思うと自然にワクワクするのだが
期待しすぎると…
決して面白く無いわけではない。
変化が少ないから…
ネタバレは、嫌なので書かないけど
気楽にサスペンスを楽しもう!(笑)

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えびぷり

2.5丈夫な花瓶

2024年1月15日
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uz

4.02回見たくなる映画

2024年1月15日
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泣ける

笑える

楽しい

テンポもよくラストに向けて盛り上がる感じもよく1回目見た時も十分に面白かったですが、犯人もトリックも知った状態で見たいと思い2回目を見に行きました。そうすると1回目を見終わった時とは違う感情を持ち、ラストに関しても感じ方が変わりました。ぜひ他の方にも2回見て感情の変化を楽しんで欲しいです。

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松岡

5.0気を楽にして、余白をも鑑賞後は楽しめる映画です。

2024年1月15日
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泣ける

笑える

楽しい

原作未読で4回ほど鑑賞したのですが、
登場人物たちが劇団の俳優たちなので、演技力はもちろん、舞台をみるような感覚にもなるような作り方をしているため、こだわって選ばれた俳優陣の表現力にただ、ひきこまれるばかりです。
キャラクターひとりひとりが、今回の劇場版をするにあたりしっかりと色付けしてあるため、ポジションや特性も解りやすくされていて、初見やミステリー初心者でも関係性の把握もしやすそうでした。

原作が92年作の時代背景から、現代の20代の男女が陥るリアルなシチュエーションとして細かくアップデートされて、小道具の使い方も日常感があるため現代のミステリー映画として鑑賞できます。俳優陣のファンの方々も若い方が多いかと思われるので、そんな方々も身近に感じながらストーリーに入れると思います。

ストーリーはミステリーが原作なので、もちろんトリックもあり、人間模様や経緯もありますが、どちらかというと人間模様を楽しむ見方が私は楽しいと思いました。
主役を勝ち取るオーディションの中で俳優たちが陥る事件は、登場人物の心理を思うと恐ろしいと感じるものがありますが、人物たちはそれぞれの為に動き、解決しようとします。
その人物たちの動きやキャラクターは楽しんで観られるように作られていて、監督さんが話していたように見所のひとつだと思います。

勧善懲悪や「解決してめでたしめでたし」というな事件解決や答えを出す事が目的のミステリーと違って、ラストまでみて、感想や解釈を語り合って楽しむところまでワンセットにして楽しむミステリーでした。

主題歌に選ばれたWEST.の『FICTION』はよく聴くと、歌詞が登場人物の心理や動きに沿っているワードが多く、映画館で聴くエンディング曲として、とても良かったと思います。
ここまで感じながら観ると、今度は人間に着目してみてみようと視点が変わるかもしれません。
俳優の方曰く、青春群像劇とも話していた事がとても腑におちました。

気楽にみることができる要素も多くあり、楽しめる映画です。

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ミキ

3.0あれれ

2024年1月15日
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鑑賞方法:映画館

原作読了(図書館本)、間宮君推しなので鑑賞。
ある別荘(villa)で巻き起こる謎解きミステリー。

一人また一人といなくなる、それは何故か、殺人なら犯人は誰なのか、っていうのが面白いはずなのに。登場人物の心情や背景を描ききれなかったのか、あまり緊迫感を感じられないまま、1日目、2日目…と展開していった感じ。これは小説の方が面白かったです。
また、劇団員が集められた別荘が綺麗すぎて怖さ?が半減。「先生」のデジタル指令が映画ならではで、すごいなと思いましたが、もう少し「THE・山荘」って感じの造りをイメージしてました。
同じく東野圭吾の「レイクサイド・マーダーケース」のような不気味さが、もう少しほしかったところです。

俳優さんは皆よかったです。てっきり中条さんが由梨江の役かと思ってました。
森川さんは舞台女優設定があってて上手かったと思います。

TOHOで鑑賞。パンフ売り切れ。公開してまだ4日目なのに。→移動してイオンシネマで購入。私もヒマ😅ご参考まで。

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ふわり

2.5映画化には向いていない

2024年1月15日
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鑑賞方法:映画館

クリスティーの「そして誰もいなくなった」を下敷きにしたと思われる、東野圭吾のミステリー。
オーディションのために集められた役者たち、という設定だから、連続殺人事件と言われても、死体もないし、全くサスペンスが盛り上がらない。推理もたいしたことない。
舞台は海辺の別荘(雪の山荘ではない)のみ、登場人物は8人だけ。動きがなく、映画館で見させるような映画ではない。

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ファランドル