映画レビュー
言うなればさらに露悪的な『コワすぎ』
ブラックユーモアに振り切った白石晃士という感じのモキュメンタリーホラー。個人的にはかなり面白かった。失踪したアイドルの行方を探るオッサンとその部下の女という構図からしてもう完全に『コワすぎ』シリーズなんだよな。
被害者が巨乳だから助けに行くんだろ→ちげーよボケといったマジでしょうもない掛け合いの上に深遠そうなフォントのテロップが出てくる滑稽さがいい。
低予算であることを開き直り、あまつさえそれをモキュメンタリーというジャンルとしての強みに転化させようというヤケクソさが作品全体に強度を与えている。
サメのプロレスラーや排水溝から足を引っ張ってくる村人といったドギツい個性のキャラクターが次から次へと乱れ舞うのも楽しい。ぜひシリーズ化してほしい一作だった。
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何だかんだ見つかって良かったね
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お探しのかなちゃんが見つかって良かったね~という内容でエンド。
怖さよりずーっとネタしかないw
夏目さんが正気に戻って良かった、良かった。
ザ・シャークというプロレスラーに何故拘り、技を仕掛けられた末の夜馬さんの鮫にまつわる怪談を聞かされの、やっとお目当ての廃井戸が見つかるも、村人達によって妨害されやっとの思いで逃げ出した村人が一誠さん…(笑)
ハニトラ梅木さんの真剣にかなちゃんを探してますって序盤から、最後に至るまでが怖いのではなく笑いしかなかった(笑)