「アンナの声が気になって仕方ない」僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト フリントさんの映画レビュー(感想・評価)
アンナの声が気になって仕方ない
3人で錬金術師をボコる話
原作は10巻くらいまで読んで離脱した私ですが、前回の映画がなかなか面白かったので今回も一応見ておこうかと思い鑑賞。
うーん、あんまり面白くなかった。
内容が薄いと言うか戦闘ばかりで深みがないと言うか。
少年漫画の映画化だし低年齢向けには問題ないクオリティなんだけれども、私には響かなかったな~。
ファンにとっては推しキャラが出て戦ってれば満足かも知れませんが、私にとってはストーリーが結構退屈でしたね。
前作は指名手配なったりロードムービーよろしく2人で旅したりで戦闘以外も楽しく見れたのですが・・・
タイトルにも書いたけどアンナの声が結構きつかった。
なぜ本業の声優をつかわないのか・・・
セリフはそこまで多くないが、鑑賞中は出来るだけ喋らないでくれって念じてました。
毎度思うがこれって誰得なん?
特殊能力である「個性」についてなんだけど、敵側は誰がどれを担ってるのかいまいち分らんかった。
終盤で個別対決がありそれぞれ「個性」が判明するけれど、アンナの個性で強化されたからかなんでもありな感じになっちゃう。
城を動かしてたのは結局誰なん?側近の老人?ダークマイト?
錬金の個性が本当に何でもありすぎてめちゃくちゃでしたね。
誰の個性でも応用できちゃうし。
原作でもこんな感じの個性バトルが多いんだろうか。
能力バトルモノって知恵と工夫でなんとかするのが醍醐味だと思うんだけれど、気合でぶん殴って勝利ってのは安直すぎないか?
せめて精神的成長なりがあればよかったけれど、その要素も薄い。
とわ言えダークマイトはかなりの強キャラだったんで力でゴリ押し以外の倒し方が想像できないんだけれども。
正直プロヒーローが来たところで結果は同じで気合でぶん殴る以外の勝ち筋が無い気もする。
だってほぼ無敵なんだものダークマイトさん。
ストーリーの芯の部分でもあるジュリオとアンナもいまいち共感できんかったな。
「暴走する前に殺して」「彼女の願いだから殺す」
個性無効の個性持ちだっているだろうから世界中探せばなんとかなっくね?
と言うかジュリオが触れ合ってアンナの苦しみを和らげてるんだから、ジュリオに適正が有ったのは明確だしなんなら力覚醒させりゃいいじゃんて思ってたらそのまんま予想してたとうりになった。
いや「殺して」とか「殺す」って言う前に挑戦してみようよ。
なんか全体的にシナリオが雑、正直見ても見なくてもいいエピソードだったなぁ。
------------------------------------------------------------------------
劇中セリフより
「邪魔するな、これが最後のチャンスかも知れないんだ」
守れないなら殺すしかない、なんと悲しい状況でしょうか。
もしアンナを殺してしまっていたらジュリオはデク達にとってヴィランになってしまったでしょうか?
正義と悪との判断は誰にとっての何基準なの?
garuさんレビュー読んで頂いてありがとうございます。
いろんな方のレビューを読んで自分の理解力の無さを日々痛感しております。
せっかくアカウント作ったのならレビューを書いて見ませんか?
私はあなたがこの映画を見て感じた事、思ったことが知りたいです。