星つなぎのエリオのレビュー・感想・評価
全113件中、41~60件目を表示
心が荒んでたので浄化ディズニー
日々のストレスで荒んだ心にはディズニーですよね。
イラストからあまり好きそうなキャラたちではなかったですが信頼を裏切らないディズニー様なので見てきました。
ストーリーはいつもながらな展開ですが、やはり映像がきれいだし、新しい感性を盛り込んできますし、華やかさが沁みました。
お世辞にもかわいい〜なんてキャラたちじゃないんですが、個人的に地球外生命体がいたならばとよく考えることがあり、考えたときに何故どの映画もエイリアンも目が2つ、鼻が1つ...という固定概念から抜け出せないんだろう?と疑問に感じていました。
別角度で見ると今回が一番現実的かもしれないと思ってきました。
口しかないイモムシみたいな物体、トカゲみたいなクラゲみたいなやつ、想定外のキャラがさすがだと感じてしまいました。
地球と同じ環境の星に生物がいるとは限らないので、環境の違う星に生命体が産まれたなら、別の進化を遂げて全く違う形になると思うんですよ。
そんなところは1人でスッキリしてました。
イモムシみたいなやつはかわいくないけど、声優の佐藤大空くんの声がなんとも言えない可愛さで、最後にはすごくかわいく見えてきちゃいました。
見て満足でした。
清野菜名
孫たちに連れられて出かけた。
楽しかったらしい?のでとりあえず⭐︎5つ。
大人目線で少々書かせてもらうと全く期待してなかった割には良かった。
宇宙人云々よりは叔母の心情が心に沁みた。
反面、主人公の少年には両親が亡くなったことを考慮しても全く感情移入できず、
特に前半は不可解すぎてイライラし通しだった。
それに、予告編からずっと清野菜名が声優を務めるアピールが煩わしく、
普通に声優を起用すればいいのでは?と鼻白んだ。
ディズニーとかジブリとか有名俳優を起用してステータスを高めようとする観があるが、
正直言って声優軽視は気分の良いものではない。
清野菜名はよくフィットしていたけれど…。
5歳の孫と見に行ったせいか?どうも普通だった。 両親が亡くなってひ...
クオリティはすごく高いんだけど……
おおよそケチをつけるところはほとんどない。
脚本も演出も演技もハイレベルなんだけど、お話全体はすべてがスムーズに展開しすぎて、御都合主義にすら見えてくるところが欠点。
ファミリー向けなので上映時間長くできないのは理解できますが、もう少し丁寧な描写をしていれば、傑作になり得たかもしれません。
先入観なしに見てほしい🌟
それなりだが、最後は感動させてくれる
ピクサーの映画は手堅い。ハズレは少ない気がする。ハズレたとしても個人的に酷評した映画はなかった。
本作の場合、それほど高い期待はなかったが、それなりに面白いだろうなと思い鑑賞することにした。孤独な少年エリオとエイリアンのグロードンが交流する話だ。ありがちと言えばありがちな設定。少年とエイリアンが友情を深める映画って、どうしても「E.T」の様式になっていると感じてしまう。こうなるんだよねと予想する展開がそのまま待っていたからちょっと失笑してしまった。まぁ、それでも「E.T」と違って、言葉での交流がスムーズなので、こちらに訴えかけるメッセージは多い。中盤まで若干退屈だと感じていたが、最後にはそれなりに感動させてもらった。このあたりはさすがのピクサークオリティだ。
エリオとグロードンの友情ではなく、おばのオルガと家族になるという裏テーマの方が個人的には刺さった。年を取ったということかもしれない。字幕版を鑑賞したが吹き替え版もなかなかよさそうだ。吹き替えで再鑑賞してもいいかも。
2025.08.20吹替版を鑑賞。
グロードンの声を演じた佐藤大空君の演技が素晴らしい。これで格段にグロードンがかわいくなった。だから後半もグロードンを心配してしまうし、エリオの頑張る姿がまた違う見え方になった。声で印象って変わるもんだなと改めて実感。
グロードンの母親が登場していないから、これは続編あるな。楽しみになっている自分がいる。
点数を3.5から4.0に修正した。
2025 57
「覚悟の先にある“結婚”のリアル――『星つなぎのエリオ』から学ぶ決断力」
映画『星つなぎのエリオ』は、静かな田舎町を舞台に、星を愛する少年エリオと周囲の人々との交流を描いたヒューマンドラマである。経営者としてこの作品を観たとき、最も印象的だったのは「人と人のつながり」がどれだけの可能性を生み出すかという点だ。エリオが自分の夢を信じ、諦めずに人と関わり続ける姿は、組織や事業を率いる立場において、非常に学びの多い姿勢だった。
特に、エリオの両親が結婚生活においてすれ違いを抱えながらも、子どもの夢を通じて再び心を通わせていく描写は、家庭だけでなくビジネスにおいても「共通のビジョン」の重要性を示している。ビジョンは組織の結婚のようなものであり、それが曖昧になると、どれだけ優秀な人材が集まっても機能しなくなる。
経営においても、「この星を誰のために見せたいのか?」という問いを持ち続けることは、顧客への価値提供や社員のモチベーション維持に直結する。エリオのように信じ続けること、そして周囲と星を「つなぐ」視点は、結婚というパートナーシップにも、経営という挑戦にも通じる。
『星つなぎのエリオ』は、ビジネスの本質が「人との信頼関係」であることを、やさしく思い出させてくれる一作である。
宇宙の中心で愛を叫ぶ‼️❓汝、星のごとく‼️❓
⭐️つなげた🦆
可愛い映画だけど期待値には届かなかった
愛があふれる宇宙ファンタジー
惑星探査機ボイジャーから始まる話なんですね。
開始早々に心を奪われ、途中で何度も涙でウルウルしました。
エリオは両親を失い孤独に打ちひしがれるトラブルメイカーのような手に負えない少年として登場します。でも最後はとても愛おしく感じました。
夢のような宇宙空間の映像美が本当に素晴らしい。さすがピクサーです。
家族愛がテーマの小さなお子さんも大人も存分に楽しめる作品です。
ぜひ多くに人に観てほしい。
迷った末、吹き替えを鑑賞しました。
宇宙人の親友グロードン役の声がとても可愛く、エンディング曲のBUMP OF CHICKEN「リボン」がとても良かったです。
初めてピクサーで寝た
映画館で観なくてもよい作品
ピクサーの「後世に残らない」作品
鬼滅に占拠された映画館の平日一回目。観客は鬼滅を観ないお利口そうな親子連れが二組と私だけ。吹き替えものは普通、観ないのだけど、地元では字幕版が上映されないのでやむを得ず。まあピクサーだしなということもある。久しぶりに吹き替え版を観るとセリフの吹き替えだけでなく画面に現れる文字(お店などの看板やモニター表示)も日本語にしっかりと置き換えられていてちょっとびっくり。
で、肝心の映画ですが、はっきり言ってピクサーにしては近年稀にみる出来の悪さ。
この映画の原題は「ELIO」。孤独な少年エリオの体験と心の動きを追いかけたものである。だから冒頭で惑星探査機ボイジャーを取り上げて、コミュニケーションを求める少年の孤独と関連付けたところは秀逸な設定だった。でも、以降出てくるコミュニバースや異星人たちの設定やキャラクターがいかにも浅く魅力的でない。異界との接続というのがピクサーの主題の一つというか、得意技であることは「リメンバー・ミー」の名前を挙がるまでもないが、この映画ではコミュニティバースの存在感、存在意義やグロイゴン、グロードンの父子関係が、どこかで観てきたような博愛意識や家族観でしか説明されておらず、キャラクターもどこかで観てきたようなレベル感にとどまっている。だからエリオの成長についてもきちんと折り合いがつかず中途半端に放り出されている印象を受けた。
ピクサーの作品は何度観ても面白く、そのたびに発見もあるのだが、私はこの作品は一回だけで結構です。
決して「悪くはない」!…けど別に映画館で見なくてもいいかな(汗)
吹替版で鑑賞。
ここ5年くらいピクサー作品は観ていませんでした。
事前知識もちょっとしたあらすじと「評判は良いけど興行成績は大コケしてる」くらいの情報だけ入れて臨みました。
決して「悪くはない」!
…でもわざわざ映画館で観るほどの面白さは無いかなぁ……
少なくとも数あるディズニーピクサーの作品と比べて突出した何かや斬新なアイディア、
心揺さぶられたり没頭できる物語…
…とかは無かったです。
あと序盤〜中盤まではエリオがクソガキだったり状況説明が多かったりして正直言うと「かったるい」です。
終盤はグググっとエンジン掛かって楽しいんですけどね。
ただ、物語の作り込みとかは「さすがピクサー」と思わせてくれるほどちゃんと上手く伏線を張ったり、
違和感なく登場人物たちの心情やその変化を表現してくれていてクオリティの高さは感じました。
CG(特に水の表現とか)は言わずもがな。
途中SFホラー感出したりあるキャラが溶けながら「👍」するパロディとか笑える要素も(後半だけだけど)楽しめました。
あと吹替版で見たんですが、
エリオ役の川原瑛都さんの演技は抜群に良かったです!
オルガ役の清野菜名さんも悪くはなかったんですが川原さんの「完璧と言っていいほどの子役」の演技で霞むほどです。
あとはマユリカの中谷さん、失礼ながら存じ上げなかったんですがかなり良い役もらってる上に演技も良かったですね。
彼が後半登場してくるシーンは上がっちゃいました。
松山ケンイチさんも「ゲスト声優だなぁ」感はありましたが、
「松山ケンイチさんだとキャスト一覧見ないと分からない」程度には役に溶け込んでたと思います。
逆に注目されてた渡辺直美さんの日本語、英語同時キャスティングは出番少な過ぎて「あれ?いた?」って感じですw
総じてクオリティは高かったものの、
「強烈に惹かれる要素」は皆無でした。
「佳作」って表現がこんなに似合う作品も久々でしたね。
ユニークな人は孤独なことが多いけれど孤独じゃない
最初に、ボイジャーが出てきて、これだけでもう、涙が出てきた。
子どもの頃、ボイジャーのミッションをニュースで見て、たった一人で会えるか会えないエイリアンに会うために、宇宙を漂うという擬人化したイメージを抱いて以来、HAYABUSA同様、泣けてくるのですが、それがまずあって。
私は、国内海外問わずひとり旅好き、映画もひとり、居酒屋もバーもひとり、ソロ活万歳派。
ディズニー映画観ていてナンだけど、オリエンタルランドに行くくらいなら、廃墟に行きたい、本を読む方が好き。
なんならLINEもやめたし、映画館で見るべきと大多数が絶賛している某血の映画もなんだかなぁと思ったし、逆張り派ではないけれど、同調圧力大嫌い。
そうやって、ほぼ一人で毎日過ごしている自分に、宇宙は広いよ、孤独じゃないよ、って突きつけられて、何度も泣いてしまった。
主人公のエリオに感情移入できないとか、テーマがわからないという感想も目にしたけれど、エリオはユニーク、個性的なんだから当たり前。
そんな簡単に理解されてたまるか、なんだと思う。
今年映画館で見た180本目の映画だったけれど、今年1、泣きました。
安定のピクサー作品
全113件中、41~60件目を表示