劇場公開日 2024年5月17日

ハピネスのレビュー・感想・評価

全31件中、21~31件目を表示

2.5謎が多くて本作の表現したい事が解らなかった作品。 本年度ベスト級。

2024年5月18日
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鑑賞方法:映画館

由茉役の蒔田彩珠さん目当てで鑑賞するものの残念な作品だった。

余命7日の由茉と彼氏の雪夫の物語。

「君」と言うセリフが多め。
それに重要な意味があると思いきや、そうでは無かった謎。

ベッドシーンや入浴シーンも登場。
かなり中途半端な感じ。
それに意味があるのか謎。
ホテルの清掃員向けに由茉が書いたメッセージは良かった!
でも封筒に入れたアレは不要だろ。

ラストで予想も出来ない展開があると期待するものの何も起こらず謎の展開。

笑も感動も涙も何も無い、全く謎の作品だった(笑)

ロリータファッションにも全くハマらず。

由茉の彼氏の演技も微妙😞

蒔田彩珠さんの次回作には激しく期待しています( ´∀`)

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イゲ

2.5ロリータファッションとカレーのスパイスが効いてます。

2024年5月18日
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恋人の突然の告白からはじまった〈最期の 7 日間〉の物語
ありがちな余命モノながら、ロリータファッションとカレーでスパイスを加えた一品。
泣けなかったけれど、余命宣告されたなら、
真っ先に自分ファーストってところが共感できた。

同じ嶽本野ばらの原作「下妻物語」(2004)が好きだったので、
どう展開するかを楽しみに鑑賞したものの、ちょっと及ばなかったみたい。
惜しいな。

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kinako-cat

3.5【“愛し合ったまま、引き裂かれる幸福。”高校生男女カップルの、ラストデイズを描いた作品。嶽本野ばらワールドを、どれだけ受け入れられるかで印象が変わるのかもしれないと思った作品でもある。】

2024年5月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

3.0すき焼きよりもカレーを選んだ普通の子のハピネスな日々

2024年5月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

心臓に重い病を抱えた17才の少女の残された日々に寄り添う若き恋人とのラブストーリーですね。
そして彼と共に少女を支える両親との家族の愛を描いた作品でもありました。
好きなファッションに身を包み、大好きなカレーを食べる。
何でもないようなささやかな事でも、そのそばにはいつも愛する彼がいてくれる。
自分らしく生きると言うのはなんと幸福なことなんだろうと思わせてくれます。
蒔田彩珠ちゃん、余命いくばくも無い由茉役を見事に演じましたね。そして可愛らしかったです
窪塚愛流くんも良かったのですが、山崎まさよしさんと吉田羊さん演じる由茉の両親の愛の方が、劇中の彼の思いを上回っていたように感じました。これは演者の力なのでしょうか。
あと橋本愛ちゃんの存在感あるお姉ちゃん役が絶妙でした。
高校生の二人を考えれば、少しリアリティーにかけるシーンもありましたが、出会った事が奇跡と言う二人と、少女の両親の愛が溢れる物語を見る事が出来て良かったです

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たつのこ

3.0本店でお姉さん登場のサプライズがなかったのが悲しい

2024年5月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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Dr.Hawk

3.5蒔田彩珠が素晴らしかった

2024年5月18日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

萌える

高校の美術室で出会った雪夫と由茉は恋人となり、幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、雪夫は由茉から突然、余命があと1週間しかないと言われた。彼女は生まれた時から心臓に病気を持っていて、手術にも耐えれない状態とのこと。残された時間を、憧れていたロリータファッションで過ごし、大好きなカレーを食べ、雪夫と一緒に過ごしたいと言った。そんな由茉に、雪夫が寄り添っていく、という話。

由茉役の蒔田彩珠にやられた。ポツポツと話す話し方が良かったし、ロリータファッションも似合ってたし、ほとんど化粧してないのに綺麗で可愛かった。たった1週間だったけど、彼女がしたい事に付き合う雪夫や彼女の両親役の吉田羊と山崎まさよしも良かった。
自分の彼女から余命1週間、なんて言われたらどうするだろう、と雪夫の気持ちになって観てた。
蒔田彩珠の素晴らしい演技を鑑賞する作品。

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りあの

5.0ロリータへの矜恃に涙する

2024年5月17日
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余命1週間に泣く映画だと誤解してもらっては困る。
ロリータファッションへの矜恃に涙する映画だ。

冒頭からどんどん魅せてくれるロリータファッションは嶽本野ばらや青木美沙子監修で素晴らしさにうるうる来てしまう。
イノセントワールド大阪本店のメゾンの店員に青木美沙子さんを配する粋な計らいにグッとくる。
そして、資生堂パーラーのスベシャルカレーのシーンは伊勢海老とアワビのレミーマルタンのフランベで炎が上がるところが人性の喜びの炎を燃やし尽くしている。私は小説を読んでこのカレーを銀座の資生堂パーラーまで食べに行ったんだけど本当に美味で筆舌に尽くし難い。

蒔田彩珠ちゃんは小説の想像より地味顔だったけど、より普通の女の子感が出てロリータ服の装飾も映えた。
髪が縦ロールじゃなくてボブだったけど、より普通の女の子感が出て映像的には良かったかもしれない。

また、今回両親の配役が素晴らしかった。
母親役の吉田羊の演技力が映画のレベルを確実に上げている。
そして父親役の山崎まさよしの葬儀社の人が白を勧める祭壇の花に、赤とピンクを持ってこい!と声を荒らげるところからは涙腺が崩壊して涙が止まらなくなる。

死後、お気に入りの服を着せるシーンではボロ泣きでした。
窪塚愛流が本当に素晴らしかった。あの雰囲気はなかなか出せない。嶽本野ばらの世界観を忠実に表現出来る俳優だ。
大阪旅行の時の服装が、原作とはあまりに違うのはご愛嬌。原作通りの服やバッグはもう手に入らないだろう。

また、橋本愛がパーフェクトなロリータを体現してくれている。美しすぎる!
それを言うなら吉田のロリータと山崎まさよしの、フリルシャツにクスッと笑った上で何故それを着ているのかに涙するのだけど。

原作が古いし、嶽本野ばらも1度大麻で逮捕されているので躊躇する人もいるかもしれないけれど、騙されたと思って若い人も観てほしい。
野ばらちゃんはそんな人もいるということを受け止めた上で絶対「反省なんかしないで」今後も全世界のロリータのためにリーダーとして傑作を描き続けなければいけない。あなたの使命です。野ばらちゃん絶対コレ読んでね!(切望)

こんな素晴らしいお耽美な世界観があるのだよとたくさんの人にわかってほしい。
子どもが闘病中だったり子どもを亡くした方にもぜひ観て欲しいんだけど、ロリータの方々にもっとたくさん観てほしい
というのが一番の感想だ。大阪の夕方初日はロリータ魂を持つ方がファッション的には他に1人もいなかった。
惜しむらくはヴォルビックが出てこなかったこと。由茉ちゃんには原作通りロリータとしてのこだわりのヴォルビックを飲んでほしかった。そこは大人の事情としては目をつぶれる
スマホ時代になり何かと設定は変わるのだろうけど時代が進んでも色褪せないピュアでお耽美な映画、おいしゅうございました。

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momo

余命もの。しかも1週間以内(未定)。ヒロインが自分をを支えてくれる彼がいるという幸福の奇跡に涙する。橋本愛さんが尊すぎる。

2024年5月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

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マサヒロ

5.0ロリータファッションに関する知識が必要。カップルで見に行くのもありかな。

2024年5月17日
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鑑賞方法:映画館

今年187本目(合計1,279本目/今月(2024年5月度)21本目)。
(前の作品 「家出レスラー」→この作品「ハピネス」→次の作品「ミッシング」)

 他の方も書かれている通り、いわゆるロリータファッションに関する知識が必要です。男性の方だとあまりそれに精通している方もいないのではないかなと思うので、その意味で知識が問われるといったところです。コロナ事情前のいわゆる歓送迎会、新人歓迎会ほかのいわゆる余興で「コスプレ」程度ではやりましょうが、映画のようにかなり専門的なことまで知らないでしょうから(コスプレ程度なら、単にコスプレ用の服を着るだけでしかないので)。

 心臓に病気があり余命が短いと診断された女性と、その女性を愛する男性の1週間だったか10日だったかを描く映画です。よくありがちなテーマですね。その間にいろいろな場所を旅します。こうした短い期間でできることを彼女なりに全てかなえて、まあ付き合っている男性もできる限り協力して、何をもって「ハピネス」とするかは解釈の余地はわかれましょうが、こうした「余命がもう少ない」と診断されたケースにおいては(リアルでも実際に存在する)、今いるホスピスなどを抜けて、「最後にしたいことを最後にかなえるように付き添う」ことは実際にリアルでもあり、そこに通じる点でよかったかなといったところです。

 後半、一部で大阪シーンに行きますが(ネタバレ回避)、大阪の地理に関してはそこまで求められない模様です(おそらく、アメリカ村(心斎橋)、いわゆるグリコ看板の前、梅田(大阪最大の繁華街)の3か所)。

 いろいろな観方があろうと思いますが、個人的には実際にこれに似た事例はリアルでも生じるわけであり、それに対してその告知を受けた本人やそれを支える親族や付き合っている方(男女問わない)ほかが(法に触れない限りで)何をできるかを肯定的に描いた点においてよかったかなといったところです。

 なお、他の方も触れている通り、ゴスロリファッションに関することも求められれば、カレーの話も結構多いので(ただ、カレーの話は出るだけで知識は一切いらない)、ややブレが生じますが、原作小説がそうであろうと思います。

 採点に関しては特段気になった点まで見当たらないのでフルスコアにしています。

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yukispica

3.5大好きなものと人に囲まれる幸せをもらった

2024年5月2日
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鑑賞方法:試写会、映画館

青春と悲劇がごちゃまぜになるのかと思いきや、嶽本野ばらさんの哲学と世界観が存分に滲み出ていてとても美しい物語。
キラキラな17歳の死生観に胸が締め付けられもし、逆に幸せにもなった。
生きていることに意味がある、に気づくにはちょっと早すぎるけど、きっと誰よりも幸せに敏感で素敵な毎日を送ってると思った。

とにかく彼が優しい。
あんな彼が娘にもできたら私も全力で応援するし、納得する!
あと1週間しかない、はなかなか難しいなと思うけど、あれだけ大事にされたらこの世に思い残すことなく次の世界に旅立てるわ。

しばしば入り込む飯テロの影響もあって、帰り道すごくカレーが食べたくなりました笑。
でも匂いってすごく記憶に直結するものだから、彼は彼女とカレーの関係をなかなか断ち切れないだろなと思う。
彼なら一生カレー作りながら楽しく思い出してくれるかな。作るたび、食べるたびに悲しくならないといいな。

もちろん命のお話でもあるので、泣けたけど、それよりこんなに好きなものに囲まれてこんなに自分が大好きな人に大事にされる人生って確かにすごく幸せだなと思えた作品でした。

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icco

3.0ロリータファッションを愛する方へ

2024年5月1日
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鑑賞方法:試写会

公開前から蒔田彩珠主演ということでとても楽しみにしており、こりゃ舞台挨拶行かなきゃならんということで、公開前に舞台挨拶と試写会へ参加してきました。

ハピネスの原作は読んだことは無いけれど予告で大体のお話は理解した上で見ました。感動はしましたが、泣けるほどではなかった。

ストーリーは重いテーマにしては単調で、インパクトに欠けた。もっと抑揚が欲しかったな。その分、蒔田彩珠さんと窪塚藍琉さんのシーンが強調されて2人の関係に共感していけるような構成になっていた気はする。
ロングテイクでFixの画が多い。2人の深い愛に重なるなんとも言えない緊張感のようなものが伝わってくる。
ロリータファッションの描写はとても良かった。知識が無いのでアレですが、ロリータファッションに身を包みたい感情、周囲の感情、周りの目、無知な私がロリータファッションに思うところ全て描いてくれていた。プロから見たらどうなのか気になる。
嫁曰く、服の量とスーツケースの量が合ってないらしい。そんなに使うものなのか!

蒔田彩珠さんに関しては言うまでもなく至高でした。眼福。ロリータファッションがとても似合っていたし、重い病を抱えながら笑顔を絶やさない彼女の演技は惹かれるものがありました。舞台挨拶もロリータで来てくれると思ったのでちょっと残念笑
彼女の刺さるセリフが多かったし、ロングテイクで長ゼリフが多かったのは彼女の演技力があってこそといった感じ。この辺はさすが蒔田彩珠さん!とても惹き込まれた。

窪塚藍琉さん、顔小さすぎた。全力で演技している感じがスクリーンから伝わってきた。今後に期待。

橋本愛さん、、、美しすぎるんですわこれが。ロリータ似合いすぎだし、セリフも刺さる。もっと見たかった。蒔田彩珠との掛け合いがあると思ったのに残念。

唯一泣かされそうになったのは山崎まさよしさんと吉田羊さんの演技でした。これは、もう親目線で見ろということか、、

ロリータファッション好きな人は必ず見るべき映画だし、知らない人も知れる良い機会になるので見るべき映画。
重いテーマなのにハピネスというタイトルの理由は是非スクリーンで確かめて欲しい。

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ちゃーるすとん