TALK TO ME トーク・トゥ・ミーのレビュー・感想・評価
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怖いというより気持ち悪い
怖いというより腐った死体の見た目が気持ち悪かった。
憑依したあとに黒目が何段階か徐々に大きくなっていくのも気味が悪い。
若者がヘイヘイと悪さして事が展開していくので若干イライラする。
最後まで悪い方悪い方に進んでいく。
それはちがうもの
いちど死んでしまったものは、それはもうちがうものだよ、て辺りが、たしかペットセマタリーとかハガレンの冒頭もそうだし、そういう共通した世界観だよね。
ただびっくりさせる系のお化け屋敷ホラーはつまらないけど、こういうホラーを観ると、ホラーは可能性だと思う。
内容より音でビックリ‼️
2024年初映画館はホラー(❓)(笑)。
題名にも書きましたが内容より音でビックリシーンが多かった💧。降霊術で呼び出したゴースト達も醜かったが怖いわけではないな(やろうとしてる事身体の乗っ取りは怖いが…)。
手の石像(❓)も中の話では本物の手首を石膏で固めたとか…、降霊術の道具としては有りだか術師からよくパクれたな(笑)。
アメリカ映画によくあるパーティー風景で薬じゃなくて霊をやるって日本のコックリさん的な感じかな〜😅。昔よくやりましたが私は信じる口なので、その場は楽しくても最後までしっかりやらないと本当に悪い物が憑いてしまうから気をつけましょう💧。
映画が流行るか現地の映画館は手のレプリカとか売ってそう(笑)、見た人やるんだろうな、と思いつつ帰りに思いながら楽しめた作品でした😄。
死去の後
Talk to Me
心の空隙から蝕まれる。ドラッグの隠喩のようだが、現実の描写を積み重ねることでオカルトに戻している
呼び出す幽霊は誰が誰という垣根を超えて個人の思いなど無くなっている。少なくともそういう末路の先を思わせる
現実に生きている人々の後悔にまだ生きていた頃の言葉が重なり、胸に迫る最中、ポルターガイストは現実の外で起こっている
そして死去の後、幽霊は未来のない絶望に晒される。周りには救いの光も散見されたが遠ざかる。始まりのタイトル、終わりの言葉で幕を開ける。
霊、ヤバい、キモチいい。
母を亡くし父親と暮らすミアは周りとうまく馴染めないながらも友人のジェイドと共に参加したパーティで降霊術を行う。
明らかな異常を経験しても、中毒性からか仲間内で何度も繰り返す。
それぞれがハイになる中で、ジェイドの弟であるライリーが降霊を行い状況は一気に悪くなる。
ミアは母の死について父が何か隠していると疑い続けていたが、母の姿をした霊と父の告白は異なる内容であった。
自らの望む答えを選んでしまったミアは招かれる側に成ってしまう。
霊そのものの怖さというよりは、取り憑かれた人間が何をするのかが分からないという怖さ。
展開は綺麗に収まっていて悔しいが良いオチ。
怖かった。でもレビューを
良作だと思う。
ストーリーの持っていき方がえげつないし、
救いが………。
単なる好奇心とほんの少しの約束を違反しただけで、取り返しの付かないこととなる。
序盤〜中盤、沢山あるホラー作品同様解決作があるのかなと思ったB旧映画と思ったが、そうではなく表現は薄いけど救い様のないもなとなる筋道がえげつない。
最後もとって付けた様な感じではなくほんとに良作。
……追記ですが、この作品茨城県で視聴。鑑賞中観客の警戒アラートが鳴り、収まったと思ったら放映中断。係員が二度詫びを入れ5分後再び放映開始。こっちのほうもゾクッとした。
震源地を確認した後そちらの心配のほうが、本当に心配になった。
TALK TO MIA
A24とは相性があまり良くないのだが、設定に惹かれることが多く、つい観てしまう。
突然扉が閉まったり照明が明滅したりといった“ベタ”を押さえつつ、独自の色も出ていてよかった。
ただ、ルールがよく分からない。
ライリーに憑いてたのはミアの母親だったはずなのに、(向かいの病室の?)じいさんになってたし。
マックスが偽物というのは、霊の虚言?
ミア(ともう一人)だけ霊が見えるようになった理由も不明。
憑依させなくても、どころか手を握ってなくても会話できてたのは何だったんだろう。
あれはミアの精神的な錯乱だったのかな。
個人的には、解決策に向けて「うまくいくのか、そもそも本当に解決するのか」のハラハラ感がもっと欲しい。
とはいえ、だからこそ何がどこまで拡散、侵食されてるか分からない怖さもあった。
憑依されてたとき、声色まで変えていたのも細かい。(本人?アテレコ?)
直球下ネタ暴言連発のジェイド母がいいキャラしてる。
あんな遊びをすることもだけど、親友の弟にリスク負わせて母親と会話しようとするなよ、と。
自分が母親引き当てるまで、憑依なしでガチャを回し続ければいいじゃん、と思ってしまった。
そんな主人公なので応援はできないし、オチには納得。
続編決まってるみたいだけど、何やるんですかね。
取り返しがつかない事
ゾワッとする。
若気の至りってのはいつの時代もあるもので、本作では降霊術がそれにあたる。
いやいや、さすがに…と否定したいが、その世界観への導入は流石であった。
好奇心はどんな障壁をも超えてしまう。自分もこっくりさんとかやってた時期あったなぁとフと思う。
「ビビってんじゃねえよ。」
そんな言葉で人生を棒に振る過程を見せつけられる。
ある儀式を経て、憑依される。
その90秒間ってのは、とてつもない快感があり、中毒性があるらしい。
が、そのルールを破る奴は必ず出てくる。それが本作の主人公で…物語が進むにつれエクソシストで語られる「悪魔の囁き」を想起させる。
悪魔に取り込まれていく過程はそら恐ろしく…人間ってのは、信じたいものを信じたいように解釈する習性があるのだなぁとゾクリとする。
憑依された状態で死ねば体を乗っ取られるってマイナスなルールが、彼を殺してあげる事は苦痛からの解放で彼を救済する行為って解釈に変化していく流れは秀逸だった。
洗脳ってこういう事なんだろうなぁ…始めに憑依されたのは、きっと主人公の彼女だったのかもしれない。
ラストは立場が入れ替わる。
彼女は暗闇に灯された微かな灯りに浮かぶ、差し出された手を握る側になる。
その戸惑いや緊張を描いたラストが、なんだかとても説得力があった。
色んな意味で怖かったわぁー
成程、面白いアイデア
成程、降霊術をこう扱うのかと、面白いアイデアだと思いました。
不穏すぎる冒頭からテンポよく、心情描写や恐怖描写、サスペンス描写も丁度良く、最後まで楽しめました。
主人公の喪失感、周囲のノリに無理に合わせようとする痛々しさなど、若者が抱えている孤独感がよく伝わりましたし、そこから降霊にのめり込む様子も、そのままドラッグにはまるかのよう。
トラウマや孤独感から何かに溺れる、とり憑かれるということを表しているようで、そういう部分の恐ろしさも感じます。
そこでやめとけというところで判断を誤りヤバいことになるというのもお約束ですが、友人の弟が善良さと朴訥とした雰囲気がありとても好感が持てるので、弟どうなるんだ?助かってくれ!、という部分が個人的にはかなり引っ張ってくれたと思います。
主人公の母も憑かれた状態だったのかと考えさせられる部分もあり、母の霊はもう別物となっておりあの世へ引きずり込もうとしていたのか、と解釈しています。
主人公の結末は、きっかけは喪失感や孤独感が元となっているので、やはりなんともやるせないです。
最後、ギリギリで思いとどまったのか、友人が阻止したのかはハッキリしませんが、カンガルーの件もあり良心から思いとどまったと考えたい。
ラストシーンも成程と、このストーリーに合わせた綺麗なオチだったと思います。
やるせないですが…
ちなみに、あの動物は鹿かと思っていましたが、まさかカンガルーとは。
オーストラリアあるあるなんでしょうか。
怖い霊ではなく…
すごく面白かった。
ハリウッドのパターン化されたホラーじゃなくて、ちゃんとアイデア勝負になってるところが良かった。
「世にも奇妙な物語」をすごくちゃんと作った感じ。
ジャパニーズ・ホラー的な、主人公の心情や精神性を深く掘り下げた物語になってるところも良かった。
ただ、「怖く」はない。正確に言えば、霊とか心霊現象に対しての恐怖感はほぼ無かった。その点ではホラー映画に対する期待どおりというわけではなかった。
ショックを受けたのは、弟くんが自分で激しく頭を打ち付けたり、自分の目玉取り出そうとしたりするシーン。あまりに痛そうで「ぐあああ~!」と悶絶してしまった。でもこれは霊に対する恐怖では無い。
霊が物理的な実体や力を持ってないのに主人公たちを攻撃している描写がうまいと思った。一見、霊はドアを開け閉めしたり、ものを破壊したり、主人公に暴力をふるっているように見えるが、実はそれは主人公の頭の中だけで起こっている。そして、主人公自身に彼女の大切な人を攻撃させる。
Talk to me というのは、霊とアクセスする文句であると同時に、主人公の心の弱さを象徴する言葉でもあるんだろう。主人公は、友達、友達の弟、元彼、そして死んだ母親と話したがっている。病的な寂しさを心に抱えている。そのせいでウザがられたりもしている。でも、一番話すべき相手である父親には心を開けない。
友達の弟に降霊を許してしまったのも、弟くんのことを真に思いやっての行動ではない。自分が嫌われるのが怖かったからだ。
主人公はこういう心の弱さを徹底的に悪霊につけこまれる。「母親は自殺した」という父親の言葉を信じるよりも、「それは嘘だ」という霊の言葉を信じてしまった。「信じたくないことは信じない」という心の弱さにつけこまれた。
最後、弟くんを殺すのではなく、自分自身が道路に飛び出したのは、どう解釈できるだろう。最後の最後に、主人公が正気になれて、かろうじて自分自身が飛び込むことで弟くんを助けることができたのか? それとも、霊がねらっていたのははじめから弟くんではなく、主人公だったのか?
主人公が死んで霊になったあと、知人の誰からも認識されない、という究極の孤独の地獄の中で、唯一見えた希望の灯りが、件の降霊会、というオチが秀逸だと思う。ありがちなオチのようだけど、主人公の寂しがりの性格はこのオチのためのものだと思う。これまでの降霊会で、霊たちがいったいどんな気持ちで生者の前にあらわれていたのか、共感できてしまう。
物語の中盤までは、「霊は何を考えているか分からない、危害を加えてくる怖い存在」だったのが、この最後のオチで、「どんな手段を使ってでも生者にすがろうとする、哀れな存在」に変わる。
安易なハッピーエンドにしなかったのも良かった。最後の最後で母親の本物の霊が娘を助けた、みたいにしがちだけど、そうならない方がいい。主人公は大事なところで常に、生者の言葉ではなく、死者の言葉を聞こうとしたり、聞いてしまったりしていた。その顛末はアンハッピーエンド以外にはない。
「霊の立場からの世界」というので連想するのは、山岸凉子のホラー作品。特に「化野の…」とか。主人公がとりわけ悪人というわけではないのに、惨いことになる理不尽さもなんか似てる。
絶対手は握りません🤝
ジャンプスケアがほぼないのに、ここまで
終始ビクビクさせられるとは🥶
いままで数多くの降霊術に関するホラー映画を
観てきたけれど、斬新で面白い設定でした✋
“ぶっ飛べる”ほどの快楽を貪れば
薬物同様、激しい副作用が待っています💊
最期のオチも大変好みです♥
期待度○鑑賞後の満足度✕ 霊が人間に憑依する話は目新しくないが、それを若者達が薬でハイになる様に或いはゲーム感覚で遊ぶ様に楽しんでいたのが…というアイデアは良かったが、如何せんアイデア倒れ。
①クソくだらない。監督連はYouTuber出身らしいからこんなペラっベラっなホラー(とも言えない)しか撮れないんだろうね。
A24 映画としたは全米興行成績No.1ということらしいけど、観客もYouTubeばっかり観てるからこんなペラっペラっな映画でも面白く感じるのかしら。そうであれば観客のレベルも下がってきてるのかもね。
②私は基本的には「霊」は信じていないけれども、エネルギー保存の法則に固持すれば、一人の人間が持っていたエネルギーは死んだら何かに形を変えて続いていくだろう、とは思う。
何処へ行くか(宇宙?異次元?)何に変わるかはわからないけれど。
その中で現世というかこの世界というかこの時間枠というか、に留まることは有りかとは思う。(怨念がおんねん。)(それを人間は一応「霊」と呼んでいるのかも知れないが。)
でも、目に見えない、気配でしかわからないから怖いのであって、視覚化しちゃうと却って怖くない。最初は確かにビックリするけどだんだん見慣れてくるし…
だから、この映画の霊の出し方も全然怖くない。
父親に化けた霊にミアガ襲われるシーンだけが辛うじて怖かったくらい。
あとは幽霊屋敷アトラクションのレベルである。
③ヒロインに感情移入できないのもイタい。
突然の母の死による悲しみ・喪失感から鬱病になり、憑依遊び中に現れた母の霊に執着して状況を悪化させてしまうこのヒロインは、描きかたによっては共感でき得るキャラクターにできるのに、同じくメンタルを患った私でもイライラするくらい自己チューな人間としか映らない。
YouTuber達だから人間を描けないのか、と思ってしまう。
④私はアナログ人間だから、多分時代に着いていけてないんでしょう(時代に着いていってるのが良いわけでも決してないけど。今は“今”でもすぐに“過去”になってしまうし。それが現代という時代)。
私にとっては、駅で電車を待っている人や乗っている人が軒並みスマホを覗いていたり、歩きながら必死にスマホを見ている姿の方がよっぽどホラー。
まあ、映画自体とは直接的関係ないけど。
ただ、ホラーと謳っているわりには私には全く怖くなかったし面白くもなかった。(一応エンタメでしょ)、若者達のSNSへの依存ぶりは怖さよりも醜面悪さを感じた。それだけ。
⑤“talk to me”“let you in”は本来人に言うべき言葉なのに霊に言わざるを得ないというところに、スマホ社会の歪みというか、SNSに振り回されている現代人(特に若者)の醜悪さを描いているという点は評価すべきかな。
不快さが不穏さに活かされていない
すごく、つまらなかったです……
ぜんぜん怖くないのです。
ホラーというのは、現実にあり得ない現象を描きながらも、それが現実にあり得る現象のメタファーになっていたり、現実にあり得る心理(主に死の恐怖ですが)が超常的なものによって表現されていたり、そうした時に怖さが生まれるのです。
……と思うのですが、これは私の「怖い」と感じるホラーがそうした次元のものばかりだっただけなのでしょう。
この作品に感じるのは総じて「こけおどし」です。
ホラー表現の背後が空っぽで奥行きがないのです。
その原因は主に主人公のキャラ造型の薄さにあると思います。
あんなに愚かしく描かれては白けてしまいますし、物語に奥行きをもたらす(怖さをもたらす)唯一の筋だったはずの母親の死をめくる彼女の葛藤の描写がまったくおざなりですね。
「おまえはママじゃない!」と振り払う結末なら少しは納得いったのですが……
ラストの趣向も「ああ、やっぱりね。これやりたかったのね」と興醒めでした。
冒頭からして納得しがたいものがありました。
枕をぶつけるだけのシーンにあんな効果音いります?
「不快」は「不穏」とは違います。この映画を作った人はそこを混同している。
不快なだけでちっとも不穏じゃないんですよ。
感情移入できない、あとうるさい
まず、すごくうるさい。ホラー映画あるあるだけど、驚かすところでうるさいんじゃなくて、常にうるさい!
ガラス割れる音、殴る音、その他諸々驚かすというかうっとおしい。
そのせいでだんだんイライラしてきた。
最後のエンドロールまでうるさくてエンドロールを批判するの初めて。
冒頭に出てくる兄弟が降霊術でやらかすところから始まる。
ちなみにコイツらはこの後の重要人物かでいうともう存在忘れていいレベルなんで、ちゃんと見なくていいです。
ミアとジェイドの関係もどういう関係なのか不明。お互い女性ではあるが家族愛なのか、恋愛感情なのかよくわからない描写から降霊術パーティへ参加する。
パーティ参加するもミアは打ち解けられず、ボスっぽいやつに嫌われてる。
ただその降霊術をする事でミアは仲良くなる。
調子にのったのか、ジェイドの(元)彼氏と弟とボスグループ、その他でまた降霊術をする。
麻ヤク感覚で降霊術を行うが、90秒でやめさせなきゃいけないルールがある。
ジェイド弟が降霊術に挑戦するも降霊されたのは死んだミアの母。
90秒といるルールを破り、ミアは母と話そうと降霊術をやめなかった。そのせいで弟は大惨事に。
→ミア自己中すぎる。
ミア後悔するもジェイドとその母に拒絶され、ジェイドの彼氏を家に誘って添い寝する。たぶん寝取ろうとしてた。
→理解できない。
冒頭のモブ兄弟に接触し助けを求めるも、拒絶される。
→また出す意味あった?
その後もミアは降霊術のせいで母の霊が見えるようになっており、おかしくなっていく。
→自業自得、見ててイライラしてきた。
最終的に霊に騙されてることに気づき、弟を楽にしてやる(ころす)のではなく、自分を犠牲にした。
→当然だよ、自己中め
何一つミアに共感できるところがなく、ある意味胸くそ映画だった。
ストーリーや題材は面白いけど、もっとキャラクターをちゃんと構成してほしかった。
降霊術の時に見える霊が怖い。
おそらく、こういう話だったのではないだろうか?
興味本位に刺激や快感を求める若者の軽薄さを戒める映画であるということは、「降霊」を危険なドラッグに置き換えると分かりやすい。
ただし、主人公は、そうした行為を正す側の人間ではなく、むしろ、自ら積極的に降霊にのめり込んだり、他人の降霊を面白半分にはやし立てたり、友人の弟に自分の母親の霊が憑依したと思って、自ら設定した制限時間を破らせた挙げ句に、彼を瀕死の目に合わせたりと、身勝手さばかりが鼻について、まったく共感することができない。
主人公の母親の死の真相を巡って、降霊しなくても見えるようになった母親の霊と、主人公の父親の言い分が食い違い、どちらが正しいのかと混乱させられるのだが、「悪霊」の策にはまって主人公が父親の首にハサミを突き立てるに至って、ようやくとどんな話なのかが分かりかけてくる。
おそらく、悪霊は、最初から主人公の友人の弟に狙いを定めていて、彼の魂を奪うために、彼に主人公の母親の霊が憑依したと見せかけたのだろうし、その後は、自らが母親の霊に成りすまして、主人公をミスリードしたのだろう。
あるいは、母親自身が悪霊になってしまったという考え方もできるかもしれない。
結局、悪霊は、主人公の魂が手に入ったので、友人の弟の魂を解放したのだろうが、ラストシーンを見ると、「手」によって降霊するのは、悪霊によって魂を奪われた者で、その魂も悪霊になっているのかもしれないとも考えられる。
いずれにしても、後味の悪いバッドエンドであることは間違いないのだが、「共感できない」という主人公のキャラクター設定も、こうした後味を緩和するためのものだったとすれば、それはそれで納得できるのである。
都内で…
なぜやらない?笑
というわけではるばる行ってまいりました本八幡。
まずはショッピングセンターがはるか彼方。
着いても建物内がダンジョンで辿り着けない…。
すでに8番出口状態でむしろワクワク。
ホラーってチープだからこそってのがあるけど
まさにそれで
全米興行成績がA24最高らしくて
これまためちゃオーストラリアンドリーム。
YouTuberさんが監督ということで
撮り方がiPhoneの自由度由来でいい感じ。
降霊とドラッグどっちもODは死に直結って
わりとテーマはわかりやすかったりする。
キリスト教の
神から頂いた命だから
自殺したらダメ、地獄に落ちるよっていう常識?を
頭に入れて観るとしっくりくると思われる。
欧米ってなんか前提条件とか
常識とかたくさんあってめんどくさいね。
まあ主人公ミアが降霊リミットの90秒超えて
悪霊どもに取り込まれていくお話なので
なるほどトークトゥーミーアってことね。
相変わらずうちの相方の
鑑賞後のひと言はバキバキに冴えてるわ。
久々にガツンと来た
久々にガツンとくるホラーだった
邦画ではこんなの絶対できないだろうな
少年があんなに自傷するとか怖すぎる
出てくる霊がリアルだった。
あとお母さんの霊
あれはおそらく ”忌まわしい別の何か” なんだろう
これ観た後でランニングしようと思ったけど後ろが怖くて今夜は とりあえずやめときます。
鑑賞動機:新しい才能の予感8割、サンダンス2割
特級○物かなんかなんでしょうか、アレ。
もっと見るからに低予算だとわかる映画かと思っていたら、冒頭のパーティー場面からして、スムーズなカメラ移動、意表をつく展開など、すでに手慣れた感ある。
憑依されてる時点での本人視点映像を出さないことで不確かなことを増やしているとか、脇役も書き割りのモブじゃなくてきちんと背景の肉付けがされているとか、死刑が行き届いていて、ちゃんと作ってるという感じがした。
最後はそうくるか。今度はあの人たちが…?
この人見たことあるなあと思っていたら、ミランダ・オットーさんでしたか。
カンガルーがヒントになっていた
話の内容は知らずに観たら、久しぶりにかなりハラハラドキドキしました。オーストラリアの車が右ハンドルであることも初めて知りました。
よくあの気持ち悪い手に触れるなと思いながら、霊との交信をする話でした。
冒頭で死にかけのカンガルーに遭遇するのですが、この物語のヒントになっていたと思います。
カンガルーは、この物語のライリーを表しているのだなと思いました。
ミアはライリーとは対照的な結末ですが、あの世は案外孤独なところかもしれませんね。
精神疾患で例えるとライリーはうつ病の苦しみで、ミアは認知症のような状態かな。
結末が予測しにくいのがホラー映画のいい所で、結末の着地点も良かったと思います。
人の心の弱みに付け込む悪い奴
母親の死を機に、交霊会を通し母親の霊とコミュニケーションをとりたかったが…という設定はありがちで、だいたいこのシチュエーションでくるホラーの大方は、母親と見せかけて悪意ある霊が悪い導きをしようと企むケースが多い。
人の心につけ込むために、人が喜ぶことをあえて見せる、そしてあたかも現れたと信用させる。
もし、大切な方が亡くなり、どうしても声が聞きたい、話がしたいと思った場合はそっと耳をすませば聞いているかもしれない、大事だと思う人の存在には必ず目には見えぬ形でいます。
主人公は自殺の真相を確かめたいがために踏み込んではいけないゾーンへ踏み入り魂が還れなくなってしまった。信じたい気持ちもわかるが、そこは猜疑心をもち信念を貫く強さが必要でしたね。父親はちゃんと向き合うべきでしたね。
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