劇場公開日 2025年8月1日

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ギルバート・グレイプのレビュー・感想・評価

全133件中、1~20件目を表示

5.0いつの時代も愛される名作に

2018年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

ラッセ・ハルストレム監督のハリウッド1作目であり、若かりしレオナルド・ディカプリオがオスカー助演男優賞にノミネートされた秀作ヒューマン・ドラマ。ジョニー・デップが「普通の」人間を演じているのも新鮮。

家族のためと自らを片田舎に縛り付ける青年ギルバートが自由奔放な少女ベッキーに触発されていく様を暖かく見つめる。

知的障害を持つギルバートの弟をディカプリオが演じているが、見事ななパフォーマンスを披露している。彼の芝居の巧みさはこの映画の質を大きく引き上げている。ベッキー役のジュリエット・ルイスの透明感ある存在感も素晴らしい。

古典的な家族愛の物語であり、青年の成長物語であり、人の尊厳を問うヒューマニズムでもある本作。いつの時代に観られても人の心を動かす普遍性が溢れており、古典の1本に将来はなるかもしれない。

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杉本穂高

4.5【90.1】ギルバート・グレイプ 映画レビュー

2025年12月22日
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鑑賞方法:VOD

【作品の完成度】
本作は、1990年代のアメリカ映画において「静かなる良心」として記憶されるべき一作である。派手な視覚効果や作為的なプロットの転換に頼ることなく、人間存在の不可解さと家族という逃れられない呪縛、そしてそこにある微かな希望を、丁寧な筆致で描き切ったヒューマンドラマである。映画史的な文脈において本作が評価されるべき点は、障害や肥満、機能不全家族といった重いテーマを扱いながらも、それを社会派ドラマとして声高に叫ぶのではなく、あくまでアイオワ州の田舎町「エンドーラ」に流れる停滞した日常の一部として、淡々と、しかし温かく昇華させている点にある。
ラッセ・ハルストレム監督の初期の代表作として、その手腕は遺憾なく発揮されている。スウェーデン出身である彼が持ち込んだ「異邦人の視点」は、アメリカ中西部の閉塞感を、残酷なまでのリアリズムと、包み込むような優しさという絶妙な距離感で描写することに成功した。物語は、家、町、そして家族の世話という「重力」に縛り付けられた青年ギルバートの魂の彷徨を描く。その完成度は、映画史を塗り替えるような革新性こそないものの、観る者の心にある「故郷」や「家族」への感情を呼び覚ます普遍的な強度を持っており、30年以上が経過した現在においても、その価値は揺るがない。
【監督・演出・編集】
ラッセ・ハルストレムの演出は、作為的な感動を排除し、役者の生理的な反応と風景の情緒を融合させることに徹している。特筆すべきは、巨匠スヴェン・ニクヴィストとの協業による映像設計である。エンドーラの夕暮れや、グレイプ家の老朽化した質感は、登場人物たちの内面世界を映し出す背景として、堅実かつ美しく機能している。編集のリズムは意図的に緩やかであり、町全体を覆う「何も起きない日常」の気だるさを体感させるが、その行間には濃密な感情の奔流が渦巻いており、ドラマとしての緊張感を保ち続けている。
【キャスティング・役者の演技】
本作の評価を決定づけているのは、奇跡的とも言えるキャスティングの妙、とりわけ一人の天才による歴史的な演技である。
ギルバート・グレイプ(ジョニー・デップ)
本作の支柱であり、観客の視点そのものであるギルバートを演じたジョニー・デップの演技は、彼のキャリアにおいて極めて重要な「抑制の美学」を示している。知的障害を持つ弟と過食症の母、そして姉妹たちの世話に追われ、自身の夢を摩耗させていく青年の「受けの芝居」に徹している点が素晴らしい。彼は劇中、爆発的な感情表現をほとんど見せない。しかし、その虚ろな瞳の奥にある諦念、家族への愛憎入り混じる複雑な感情、そしてベッキーとの出会いによって微かに灯る希望の光を、微細な表情の変化だけで表現している。エキセントリックな役柄で知られるデップだが、本作で見せた「普通の青年」としての苦悩と安定感は、作品の土台を支えるに相応しい好演であり、彼の実力の高さを裏付けている。
ベッキー(ジュリエット・ルイス)
ギルバートの閉ざされた世界に風穴を開ける旅人ベッキーを演じたジュリエット・ルイスは、この映画における「自由」の象徴として爽やかな風を吹き込んでいる。彼女のショートカットと中性的な魅力、そして飾り気のない話し方は、エンドーラの重苦しい空気とは対照的な軽やかさをもたらした。彼女の演技は自然体であり、ギルバートを肯定し、彼自身も気づいていなかった価値を見出す過程を、包容力と少女の無邪気さで体現した。彼女の存在が、本作を救いのある物語へと導いている。
ベティ・カーヴァー(メアリー・スティーンバージェン)
ギルバートと不倫関係にある人妻ベティを演じたメアリー・スティーンバージェンの演技も、作品に深みを与えている。彼女は単なる不倫相手としてではなく、ギルバート同様にこの町と生活に囚われ、出口のない閉塞感にもがく大人の女性の哀しみを体現した。明るく振る舞う姿の裏に張り付いた狂気と孤独は、この町の病理を象徴しており、スティーンバージェンはその危ういバランスを的確に演じている。
アーニー・グレイプ(レオナルド・ディカプリオ)
当時19歳であったレオナルド・ディカプリオが演じた知的障害を持つ弟アーニーは、映画史における「演技」の概念を揺るがすほどの衝撃であり、本作を傑作たらしめている最大の要因である。彼の演技には、いわゆる「演じている」という自我が一切感じられない。鼻をすする仕草、予測不能な体の動き、焦点の合わない視線、そして無垢な笑顔。そのすべてが、アーニーという人格そのものとしてそこに存在している。単なる障害者の模倣にとどまらず、純粋無垢な魂が持つ残酷さと愛らしさを同時に表現し、ギルバートにとっての重荷でありながら、同時に生きる意味そのものであるという説得力を与えた。これは助演という枠を超えた、映画史に残る特異点的な名演である。
ボニー・グレイプ(ダーリーン・ケイツ)
過食症により家から出られなくなった母ボニーを演じたダーリーン・ケイツは、本職の俳優ではないものの、その存在感は圧倒的である。彼女は自身の巨体を晒すことへの羞恥と、それでも子供たちを守ろうとする母性の尊厳を、痛々しいほどリアルに演じた。彼女の存在こそがグレイプ家の「重力」の源泉であり、その演技は観客の胸を打つ。
【脚本・ストーリー】
ピーター・ヘッジズが自身の同名小説を脚色した脚本は、安易なドラマ性を拒絶する誠実さを持っている。父の自殺という過去のトラウマや、母の過食症といった問題は、都合の良いハッピーエンドで解決されることはない。物語は、劇的な変化よりも、日常の積み重ねの中にある微細な変化を丁寧に拾い上げる。特に、家を燃やすというクライマックスの選択は、過去との決別と再生を象徴する名シーンとして結実しており、脚本構成の巧みさが光る。
【映像・美術衣装】
スヴェン・ニクヴィストによる撮影は、アメリカの田舎町を抒情的に切り取っている。特に「マジックアワー」と呼ばれる夕暮れ時の光の使い方は、登場人物たちの心情に寄り添うように柔らかい。美術においては、グレイプ家の家の造形が秀逸であり、床が抜けそうなほどの老朽化や雑然とした室内は、家族が抱える歴史と澱みを視覚的に物語る装置として機能している。
【音楽】
アラン・パーカーとビョルン・イスファルトによるスコアは、ピアノとアコースティックギターを基調としたミニマルな構成で、物語の邪魔をすることなく、感情の隙間を埋めるように寄り添う。主張しすぎることなく、劇中の空気感と一体化した音楽は、作品の質素な美しさを支えている。
【受賞歴】
本作におけるレオナルド・ディカプリオの演技は批評家から絶賛され、第66回アカデミー賞において助演男優賞にノミネートされた。また、第51回ゴールデングローブ賞においても助演男優賞にノミネートされている。受賞こそ逃したものの、このノミネートは彼のキャリアにおける最初の大きな飛躍となり、その実力を世界に知らしめる結果となった。また、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは、その年のトップ10作品に選出され、ディカプリオは助演男優賞を受賞している。

作品[What's Eating Gilbert Grape]
主演
評価対象: ジョニー・デップ
適用評価点: 27 (A9×3)
助演
評価対象: レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス、メアリー・スティーンバージェン、ダーリーン・ケイツ
適用評価点: 10 (S10×1)
脚本・ストーリー
評価対象: ピーター・ヘッジズ
適用評価点: 63 (A9×7)
撮影・映像
評価対象: スヴェン・ニクヴィスト
適用評価点: 9 (A9×1)
美術・衣装
評価対象: ベルント・カプラ
適用評価点: 9 (A9×1)
音楽
評価対象: アラン・パーカー、ビョルン・イスファルト
適用評価点: 8 (B8×1)
編集(減点)
評価対象: アンドリュー・モンドシェイン
適用評価点: -0
監督
評価対象: ラッセ・ハルストレム
総合スコア:[90.1]

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honey

3.5ディカ&ジョニデ

2025年12月21日
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鑑賞方法:VOD

何故か観ていなかったシリーズ。
何よりも弟役アーニーのディカプリオ、脚本通り18歳前後だったであろう年齢であの演技は素晴らしい。
ストーリー的には家族のために生きる主人公の日常を描くのだけれど、葛藤でもなく、何かが見えるでもなく、後半はまさかの事態に…さすがにそれしたらダメなんぢゃないの⁈
そして最後は…え?そうなるんです?

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Iwarenkon

4.0Burning down the house

2025年11月9日
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田舎のヤングケアラー。しがらみ多くて動けない。先例もある。重しを残して、強いることを潔しとしない。
今となってはこの作品が残っていることが貴い共演。脇もライリーやバックトゥザフューチャー組と豊かだ。

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Kj

このころのジョニデなら 抱かれてもいい

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

新宿武蔵野館で《12ヶ月のシネマリレー 2024-2025》ラッセ・ハルストレム監督『ギルバート・グレイプ』鑑賞。世間的にはレオナルド・ディカプリオが高く評価されてるけど、母と弟のケアラーとして暮らさざるを得ない、感情を抑制した演技が素晴らしいジョニー・デップのエプロン姿も忘れられない。#53

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はにわさん in 2025

5.0何年経っても変わらない名作

2025年10月29日
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泣ける

悲しい

幸せ

もう、数十年も経つのか…と
あの頃、多感な時期にこの映画と出会い、映画って素晴らしいなって思った。
ものすごく久しぶりに鑑賞。
知的障害を持った弟アーニー(レオナルドディカプリオ)を持つ兄(ジョニーデップ)、ギルバートのお話。

「どこへも行けない」と言ったギルバート。

変わり映えのない日常、寂れた街、変わらない住民たち、父親を亡くし、家族を養わなければと気負う優しいギルバート。父が死んでから美しかった母は過食になり、太ってソファーに張り付くような生活。
目を離せない、アーニーの世話に明け暮れる日々だった。

ある日、トレーラーで旅をするベッキー(ジュリエットルイス)との出会いをきっかけに彼の気持ちに変化が現れる。

家族のしがらみを超えた愛と愛のお話。

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Yuune.

5.0あたたかい気持ちになる映画

2025年10月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

田舎の風景に建つ1軒の家、そこで暮らす家族、青年の名前はギルバート・グレイプ。
家族と暮らす日常、ベッキーとの出会いから変化は起き、人生は移り変わる。

ギルバート・グレイプを演じるのはジョニー・ディップ、眼が忘れられない。
弟のアーニーをレオナルド・ディカプリオが演じる。余りも自然な姿に、実際は違うと少し戸惑う程。
ベッキーを魅力的に演じるジュリエット・ルイス。

一度観たら忘れられない、また観たくなる。
心に残る好きな映画を映画館で楽しむ。
12ヶ月のシネマリレー 2024-2025

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naomi

4.5音楽のないダンスのような街

2025年9月1日
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鑑賞方法:映画館

チェーン店のバーガーショップができただけで歴史が変わってしまうような田舎町。
世話をしなければならない母と弟。
このまま、このまま自分の人生は終わってしまうのか。
都会で自由に生きている人たちにわかるだろうか。

雨の中、エンジンがかかってしまうシーンでは(車が直ったら彼女は街を出て行ってしまう)涙が出た。

そのあたりで終わるのかと思ったら、母が、、。
そんなことで解決していいのか。

ディカプリオはタイタニックやビーチから人気の出たイケメンアイドルスターだと思っていたら、とんでもない。
若い時から超演技派だったんですね。

ディカプリオだけでなく、若い俳優さんたちがみんな輝いていた。
リバイバル劇場公開してくれてありがとうございました。

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大吉

4.0面白かった!!

2025年8月14日
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派手さはないのに、ずっと観てられる。

こういった内容の映画を観るのは初めてだったが。映画の新たな楽しみ方を知った感覚になった。

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はなてん

4.025-103

2025年8月13日
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鑑賞方法:映画館

20代のジョニーデップ、
10代のディカプリオ、
若く瑞々しい姿に、ゆったりとした展開。

いい人でありたいと願う事は、
誰のためなのか❓
家族と自分、
重い鎖に繋がれているかのように映る。
自分自身の夢を語れることは
幸せなんだな😊

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佐阪航

4.0アメリカの恐山

2025年8月12日
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鑑賞方法:映画館

わが夏帽どこまで転べども故郷(寺山修司)みたいな映画。

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ouosou

4.5天国のような空気に包まれた珠玉の作品

2025年8月11日
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鑑賞方法:映画館

ラッセ・ハルストレム ×(青きジョニー・デップ+幼きレオナルド・ディカプリオ+輝くジュリエット・ルイス)

これは大好きだった。

彼らのその時にしか存在し得ない姿がフィルムに刻まれた。キラッキラ輝いていた。これが映画の奇跡。これが映画のマジック。全編天国のような空気に包まれた珠玉の作品だった。

デップを食っていたメアリー・スティーンバージェンが大好きだった。別れの潔さがカッコ良かった。

ラスト、デップとジュリエットのハグ&キスが素敵だった。「恋が永遠に続けばいいのに」といつも思う。

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エロくそチキン2

3.53.7

2025年8月11日
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ここにくるまでで十分立派なギルバート。
色々あって爆発もあるさ。
ここにいようが、出て行こうが、幸せになって欲しい。

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トシ

3.0ちょっとハードル上げすぎた

2025年8月6日
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レオ様の演技は確かにすごいんですが、田舎のヤングケアラーを描く話としてはまぁこんな感じになるよなぁ…と特に刺さるものがなかったです。
恋愛要素も安易にすぎる気が…

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克晴

3.0久しぶりに観たけど…

2025年8月5日
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鑑賞方法:その他、映画館

ぜんっぜん響かなかった(笑)

当時もビデオの時代にレンタルで観て良く思えなかったんだけど、久しぶりの今回もダメだった(笑)

良さが分からない(笑)

むかし憧れた90年代のジョニデがカッコ良かったのと、今でも憧れてるアメリカの田舎町が『ツイン・ピークス』みたいでオシャレでイケてた。

良かったのは、それぐらいにしか思えない(笑)

薄味で自分には合わなかった(笑)

キャスティングは、ジョニデにディカプリオにジュリエット・ルイスと90年代を代表するスターばかりですけどね…

涙を誘うような家族モノなんだろうけど、自分には響かず…

60点。

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RAIN DOG

3.0激しくはないけれど静かで強い焦燥感

2025年8月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

ジョニー・デップが主演で非常に好演だけれども、弟役を演じたディカプリオは、それを霞ませるくらいの熱演です。
ジョニー・デップの相手役を演じたジュリエット・ルイスが、とても魅力的です。

アメリカのアイオワ州の片田舎の町で、徐々に行き詰まっていく生活を送る若者とその家族、若者を取り巻く人々を描いている。

激しくはないけれど、静かで強い焦燥感をジリジリと感じられて、中々面白かった。

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ねこたま

4.0若かった頃のジョニーデップとディカプリオ

2025年8月3日
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泣ける

笑える

カワイイ

もう、この映画も古い映画になるが、よかった。家族の諸問題を扱っているが、考えさせられた。家族思いの、お兄ちゃんの話。

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えんち

5.0ジョニー・デップ目当てで見るとビックリする名作

2025年8月3日
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鑑賞方法:映画館

公開当時に見た。
また映画館で観れると知って、わざわざ日曜日の夕方、渋谷まで観に行った。

ジョニー・デップが好きで観て、大満足した記憶。
弟役は、役者じゃなくて、ママ役と同じように適役に、彼に合わせてみんなが演技してるんだと思った。
その後タイタニックを映画館で観て、社会現象になってテレビでもディカプリオを見かけたけど、ギルバート・グレイプの弟役だと気づかなかった。(ちょっと似てる子だったなとは思ったけど)

今回はディカプリオとわかってて観た。
すごくない?ディカプリオ。
これでアカデミー賞取れなかったとかってビックリなんだけど。
思わず調べたら、この年の助演男優賞は「逃亡者」でBOSSのCMでお馴染みのトミー・リー・ジョーンズが取ってた。
いや、あれも良かったけど…いい引き立て役だったけど、演技としたはアニー役のディカプリオのほうがすごくない??

ジョニー・デップが普通の役。
若い頃からカッコいいけど…今のほうがより魅力的。これもすごい。
あとは、ジョニー・デップがディカプリオをおんぶしてるのも、…なんかスゴい。

演技もいいけど、ストーリーもいい。

わざわざ観に行って良かったな、そう思える映画。

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ミズ、ハル

3.5良かったわー

2025年8月3日
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ジョニーディップが若い、そしてイケメン。
ディカプリオの演技が上手い。

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Oyster Boy

3.5愛しているからこそ重たい

2025年8月2日
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12ヶ月のシネマリレーにて鑑賞。
外から見ると家族に縛られている青年に映るが、当人からしたらこれが家族の形として受け入れ、皆を愛しているのだろう。悪い人は誰もいないから。
若きディカプリオ抜きにしてもアーニーの演技が自然。

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ななな
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