「自己を殺して、家族に奉仕する青年の物語。」ギルバート・グレイプ いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)
自己を殺して、家族に奉仕する青年の物語。
父の自殺をきっかけに過食症となり巨大に太ってしまった母親と重い知的障害を持った弟を世話する若者を描いた映画。
良く出来たドラマで感心する。
家族のために自分の望みを抑え、逃げ場の無い辛い現実に耐えて行く姿が描かれ、こちらまで辛くなる。何人かが亡くなり、私には応える。私も辛い現実に耐えているから。最期は少しでも観客を楽にするために、こうしたのかなと思った。
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