「全くブレない気色悪さ」次元大介 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
全くブレない気色悪さ
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まあ、本家のルパンと違って、コミカルさを排除した過激ハードボイルド。
子供を出汁にするし、敵役も訳アリの悪女と妙な湿っぽさというか雑味が頂けない。
しかも助っ人に90歳の草笛さんとはぶっ飛んだキャスティング。
女から老人まで変装名人の川島、「ひょっとしてお前ルパンの弟子か?」くらい遊んで欲しかった。
早打ちガンマンなんてまるで西部劇の世界、流れ者が暗黒街で悪党どもを成敗する流れは古典的だが演出の気味悪さが売りなのでしょう、十分に気色悪い。
しかも全くぶれないから、ある意味凄いとは思うが好みではありませんでした。
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