「彼女を救うべきなのか?」市子 tarotaiuさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女を救うべきなのか?
たしかに生まれた時から自身に責任のない、不幸な環境にあるのだが、自分のアイデンティティの確立と幸せの追求のために、周りも巻き込んでしまう(映画の中でもいわれていたが)まさに「悪魔のような」生きざま。人間はあまりに不幸が重なると、心が麻痺してその環境から脱却することができなくなってしまうのか?市子は救うべきなのか?考えさせられるものはあるにせよ、観ていてけっこう苦しく辛い映画だった。
5-70
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