劇場公開日 2024年7月5日

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フェラーリのレビュー・感想・評価

全263件中、241~260件目を表示

3.0まだ若いアダム・ドライバーが、初老のエンツォ・フェラーリを演じる必然性はあったのだろうか?

2024年7月5日
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クラシカルなレーシングカーによる迫力のあるレース・シーンは見応えがあるし、凄惨なクラッシュの場面からは、ドライバーだけでなく観客にとっても、カーレースが死と隣合わせであることが実感できる。
ただ、この映画が焦点を当てるのは、エンツォ・フェラーリの私生活であり、しかも、妻の他に愛人と隠し子がいるという、ありきたりといえばありきたりな話で、そうした家庭のゴタゴタには、今一つ入り込むことができなかった。
むしろ、印象に残るのは、ペネロペ・クルスが演じる妻のキャラクターで、夫に向けて銃を発砲するという気性の激しさを持ちながら、その夫のために、自分が保有する会社の株を譲ったり、それで得た50万ドルを差し出したりと、関係が冷え切っていようが、裏切りが発覚しようが、結局、夫のことを愛しているのだということがよく分かる。
その一方で、アダム・ドライバーが演じる夫のエンツォは、そんなに魅力的なキャラクターには見えないし、どうして妻から愛されるのかもよく分からない。
そもそも、40歳そこそこのアダム・ドライバーが、初老のエンツォを演じる必然性はあったのだろうか?
最初は、「回想」という形で、アダム・ドライバーが、自分の実年齢に近い頃のエンツォを演じるシーンが多いのだろうと思っていたのだが、蓋を開けてみれば、そうしたシーンは、オベラを観劇する場面でわずかに出てきただけだった。
むしろ、エンツォが現役のレーサーだった頃の活躍とか、戦争中の苦労とか、会社を起業した時の経緯とかをもっと知りたかったし、闘病の末に亡くなった息子のことも含めて、そうした描写が全くなかったのは、物足りないとしか言いようがない。
どうして、アダム・ドライバーが、わざわざ老けたメークをしてまで、エンツォを演じなければならなかったのかが、最後まで納得できなかった。

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tomato

3.0エンツォには共感できず・・・

2024年7月5日
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ひでちゃぴん

3.5エンツォ・フェラーリという男の話

2024年7月5日
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車成分よりどちらかと言えばエンツォ・フェラーリという人物の話。

エンツォ・フェラーリの事、皆さん基本は分かってますよね??
って所からスタートして説明もほぼ無い為に私の様な浅学な者には
半分くらいしか理解できなかったかもしれない、
詳しい方が観ると全然感想が変わるかもしれませんね。

それにしても昔のレースやべーっすね事故は即ドライバー死亡とか
まぁドラム缶みたいなのに滅茶苦茶なエンジン載ってるんだろうし
安全対策あんま無さそうだからそうなるんだぁ…とか思いました
でもデザインはめちゃかっこいいですよね
マイケル・マン監督らしい骨太感は良かった

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azuma

4.0【”フェラーリ家の血と光と影”「ミッレミリア」でのマセラティとの熾烈なレースシーンと起きた悲劇。そしてフェラーリ家創業夫婦の愛憎を描いた作品。ペネロペ・クルスのやつれた顔の演技が物凄い作品でもある。】

2024年7月5日
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悲しい

怖い

興奮

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NOBU

3.0面白さも中くらいなり

2024年7月5日
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前半の女性にだらしない私生活部分は非常に退屈であった。フェラーリと言えばレース、エンツォの愛人や隠し子にあまり興味がわかず、いつまでやるんや?状態。
 しかし、後半のレースシーンは俄然、盛り上がる。爆音轟く、テールトゥノーズ、これがフェラーリですよ、これが。
 前半部分の魅せ方が薄味でダラダラ長く感じ、後半一気の追い上げで少し溜飲を下げたがもう少し上手く編集できなかったのか残念感が残った。

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ちゆう

3.0モデナFCはイタリア2部所属

2024年7月5日
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エンツォがああいう人だからこういうそれなりの映画に仕上がったんだろうな。ヘンリー・フォードや本田宗一郎では教訓話になってしまうだろうから。
それにしても、言っても仕方ないけど、イタリア人達が英語で喋るってのはどうも…

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ひろちゃんのカレシ

4.0子どもを巡る、惜別と受容の3か月

2024年7月5日
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つとみ

3.0レースに優勝する事で車が売れた割と何でも有りな時代のお話

2024年7月5日
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アダム・ドライバーは演技派だがあまりイケてる役者と言う認識がないのだが、白髪でオッサン歩きにもかかわらず彼史上一番かっこよく見えた。
イタリアと言えば種馬らしくエンツォ・フェラーリも例に漏れずでしっかりと愛人を囲い子供まで作っており、何となく亡くなった息子のお墓での涙は嘘臭く見えた。

ペネロペ・クルスの完全に美しさを消しおばちゃんに成り切ったカメレオン女優ぶりは衝撃的だった。
フェラーリの妻で共同経営者だが家の中で拳銃を発砲し、息子の死をエンツォのせいにするぶっ飛んだイタリアのおばちゃんである一方で、銀行でのやり取りでは冷静で隙のないやり手ぶりを見せる振り幅の大きさは印象的だった。

法や道路の整備ができてない時代に公道を使ったシートベルト無しが当たり前だった時代のレースは命懸けで犠牲者もたくさん出したのだろうが、いくら心の中に壁を作ったとは言え、エンツォはもう少し凹んでもいいのではないか。
レースに勝つ事以外に何の感情も持たない欠陥人間にしか見えなかった。

大のフェラーリ好きを公言すふマイケル・マンの熱い思いがありながらクールで俯瞰した目線の演出がしっかりと効いているなかなかの佳作だと思った。

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カツベン二郎

3.5まあまあハードル高め

2024年7月5日
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私、カーレースはおろか車そのものに関してもそれほどの興味がありません。そのため、本作品も見送ろかと思っていたのですが、期間限定の誕生月クーポンがあったのと、「フェラーリ×マイケル・マン×アダム・ドライバー」はやはり観ておかなければと思い、109シネマズ木場へ。客入りは少なめ、(私を含め)オジサンが多かったと思います。
と言うことで、情報も知識もほぼない私が観た印象としては、まあまあハードル高めに設定されており、ボーっとしていると置いて行かれます。説明的なことは一切せず、主要登場人物はけして多くないのに人間関係を理解するためには集中力が試されます。とは言え、本作で扱われる話は短い期間であるため、寝落ちさえしなければ(正直、前半は何度か気を失いそうになったけど)全く解らないということはないため、初心者でもそれなりに楽しめると思います。
特に、何といってもフェラーリの走行シーンはそのフォルムの美しさに目を奪われ、更には最大の魅力であるエンジンサウンドを聴いていると、元々興味はなくてもついついウットリします。そして、後半にはたっぷりレースシーンが続きますが、ドライバーの視点と様々な角度からの映像が巧みに編集されておりとてもダイナミックです。そこからの本作最大のクライマックスシーンが終盤に控えているわけですが、流石のマイケル・マン、結構凄絶(せいぜつ)ですので、PG12ですが一応大人も注意。
と言うことで、けして万人に向けてお勧めはしづらいですが、見所は十分ですし気になる方はやはり劇場で観るべき作品。アダム・ドライバーがエンツォ・フェラーリに見えるかはさておき、フェラーリが好きなら観て損はないと思います。

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TWDera

4.0フェラーリ

2024年7月5日
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レースメインの映画ではなかったけどフェラーリ社長の人生を知ることができた。
レースありきの冷たいのか愛情あるのか分からない人。
奥さん役のペネロペが心に残る。
1人じゃ足りなかったのよって母親の言葉に驚いてしまった。
これは慰め?皮肉?
レーサー達が愛する人に万が一のことを考え手紙を書いてからレースに挑む様。
死ぬことを恐れない走り。
恐ろしい事故。
あんなに次々とレーサーが亡くなることもあるんだ…。
沿道の人達を巻き込むこともあるんだ…。
あっという間の2時間でした。

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はな

3.5フェラーリ創業期はこんなに苦難だった?

2024年7月5日
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会社の存亡を賭けて公道を走る過酷なレース(1000マイル)に挑戦するチーム(ドライバーは死を覚悟して望む。)の姿を追いながら、フェラーリの自らの複雑な家庭(亡き息子の事で争う不仲な妻とそして愛人とその息子。)環境を描くストーリー。

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デコ山

3.5ブレない経営理念と情熱。

2024年7月5日
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SAKURAI

2.0イマイチ

2024年7月5日
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初日に観ました。

エンツォフェラーリの90年の生涯を描くのなら
面白かったと思いますが、数年?くらいの
短期間を切り取ったストーリーで
つまらなかったです。
マイケルマン監督は好きなので期待してましたが
「え?終わり?」という感じ。

Wikipedia読めば、中途半端具合が分かるかと。

エンタメを求めるならフォードvsフェラーリの
方が面白いです。
タイトルはダサいですけど。

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sa

4.0全然痛快じゃない

2024年7月5日
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悲しい

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吉泉知彦

3.5レース映画と誤認していたので…

2024年7月5日
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悲しい

楽しい

興奮

予告のみ視聴して、通常上映にて鑑賞。
ジェームズ・マンゴールド監督作品「フォードVSフェラーリ」のような作品を期待して観に行ったので、伝記映画だと分かった時は少し冷めました。
ですが、レースのシーンの迫力、音響、特にエンジン音はファンには堪らないものになっていたと思います。
エンツォ・フェラーリの様々な葛藤が素晴らしい演技で表現されていたので、違和感なく楽しめたと思います。
もう一度「フォードVSフェラーリ」を観たいと思える作品でした。

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Wing

4.5秀逸の人間ドラマ

2024年7月5日
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面白かったです。
レースやエンジン開発がテーマの映画ではないことは分かっていた。
にも関わらずフェラーリという車やその存在を愛するインフルエンサーが絶賛していた。その時点でこの映画に惹かれ鑑賞。
エンツォ・フェラーリという天才を取り巻く幾重にも重なる人間模様。
エンツォの妻、愛人、母、愛人の子、皆が彼に振り回され憎しみ、彼の引力に吸いこまれる。その葛藤を見事に表現した秀逸のドラマだ。
自動車メーカーのフェラーリを取り巻く個人や企業、レーサーを知っていれば、もっと深い感動が得られよう。勉強してもう一度見る。
とても小さなシーンだが、レース中のデ・ポルターゴがかじったバナナを、彼のファンらしい少年がもらった時の笑顔が忘れられない。
一本のバナナで少年は一生フェラーリを愛するのだろう。

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ピッポ

4.5サングラスに花束に真っ赤な車

2024年7月5日
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興奮

萌える

アダム・ドライバーがとてもかっこよかった。初めて映画で見たのは「スター・ウォーズ」のカイロ・レイン役だと思うけれどその時は見て思わず笑ってしまった。そういう場面ではないのに。それから何本か見たけれど、こんなに内面と外見を見事に作って役になりきったアダム・ドライバーはとても素晴らしくていい俳優だ!と初めて今更ながら思った。

20代の息子を亡くしたら誰だって悲しいがとりわけ家族愛が強いイタリア、フェラーリの継承者としても大切だった長男への墓参りを欠かさないエンツォ、花束持って。教会のミサと同時進行で映し出されるカーレース指示はまるで映画ゴッド・ファーザーだった。

グレイヘアのオールバック、サングラス、スーツが高身長のドライバーにぴったり合っていた。自分の母親と妻ラウラ、一方で可愛い息子までいる密かな愛人リナ(「スノーデン」の彼女と同じように可愛く理性ある役!)との間で苦しみ、会社の危機を抱えつつ、自分の美学を曲げないエンツォという人間がそこにいた。

ペネロペはCHANELの映画CMではがっかりしたが、この映画では最高だった。このスペインの女優はフランスでなくイタリアにぴったりなのだ!目の下は隈、顔色悪く、髪の毛ボサボサ、言いたいことははっきりと強烈に言う。彼女もサングラスかけて、エンツォと同じように脚が開き気味の歩き方をする。イタリアによくある家族での企業展開の感じが伺われた。

ミッレ・ミリアってあんなに長い距離の公道を真夜中に出発して走るんだ!おっかない。美しい風景、トスカーナかなあ、ローマのコロッセオかなあ位しかわからなかったがとにかく凄い。どんな風に撮影したんだろうと感銘を受けた。美しかった。近辺の人達が総出で応援していた。昨年ほんの少しだけ滞在したトリノで、旧市街ど真ん中の公道を凄いスピードで走るレーシングカーを見たことを思い出した。確かにすごく興奮した。観客もみんな大興奮。でも事故は常に紙一重。レーサーはみんな、愛する人に手紙を書いたり万が一のことを仲間に頼むんだろうか。

映画の冒頭、白黒のニュース映画のような映像で若きエンツォのレーサー姿が映る。その笑顔はアダム・ドライバーだった。

おまけ
エンツォが早朝に愛人の家を出て妻のいる自分の家に戻る際、息子を起こさないよう、隣家(あったかな?)に顔見られない(または迷惑かけない)よう、エンジンかけずに静かに車を出したところに胸が痺れる程の感動を覚えた。車を愛し車を知り尽くしている男🚗

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talisman

3.5迫力あり

2024年7月5日
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興奮

レースバトルやクラッシュシーンの迫力は素晴らしい。半世紀以上前のいい加減な安全対策が緊張感を煽ります。サーキット走行でノーヘルに半袖とは。クラッシュ=死亡となりそうで緊張してしまいました。

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ショカタロウ

3.5クライマックスは

2024年7月5日
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興奮

萌える

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トミー

3.0あくまでもエンツォの伝記映画なのだが、ミッレミリアの再現度が強すぎて引いてしまう

2024年7月5日
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悲しい

怖い

知的

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Dr.Hawk