劇場公開日 2024年4月26日

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「ラストの解釈」悪は存在しない sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 ラストの解釈

2025年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

 長野県の山間の町。娘の花と暮らす匠は、自然とともに慎ましく平和な日々を送っていた。そんなとき東京の芸能事務所が、当地にグランピング施設建設を計画。住民説明会のために、担当者の高橋と黛がやってくる。
 序盤は長回しでゆったりとした経過で、自然とともに生きる人々のおおらかさを感じました。高橋と黛は、会社は補助金目的なのが明らかなため、仕事に熱心ではない。それでも匠は、彼らに忠告しつつ協力するので、波風は大きくならない。なのでラストの唐突さに驚きました。それをどう捉えるのか、様々な解釈を読みましたが、どれもしっくりこない。朴訥な匠の空想が大部分なのでは?

sironabe