「悪とは」悪は存在しない JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
悪とは
キェシロフスキのデカローグ1
「ある運命に関する物語」を思った。
運命や神という概念が、自然に変わったように。
しかし、始めから結末が見えているような気がして
あまり起伏がなかったように思う。
会話や人物像のリアリティは素晴らしいが、
あと3時間は欲しい。もう少し先を見たくなってしまう。
そのくらいに、端々に出てきたキャラクターが
勿体ないのだ。
あの人は、どう思うだろう。
この人は、どう思っただろう。
また、演出についても受け入れ難いと思ったが、
今作では地方と都会とで違いが見られ、良かった。
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