「ラスト20分の変調」悪は存在しない jaxさんの映画レビュー(感想・評価)
ラスト20分の変調
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中盤までは長野県水挽町で暮らす人々と、そこにグランピング場を建設しようとする東京の芸能プロダクション社員との人間関係が中心に描かれる。その延長線でストーリーが進むと思いきや、終盤の20分で展開は大きく変化する。
芸能プロダクションの社長が煙草を吸うシーンや淡白すぎるエンドロールなど、面白い演出はいくつもある。また、作品を通して水挽町周辺の風景が美しく描写されているため、見応えは充分にある。
しかし、ラストシーンが唐突かつ衝撃的すぎるため、見終わった後はその意味を理解することにしか意識が向かなかった。
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