「ソフィア・コッポラ監督の演出と美しいケイリー・スピーニーさんの演技に魅了される秀作」プリシラ Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
ソフィア・コッポラ監督の演出と美しいケイリー・スピーニーさんの演技に魅了される秀作
エルヴィス・プレスリーさんの妻プリシラさんの結婚から別れまでを描いたドラマ
数年前に「エルヴィス(2022)」を観ましたが、プリシラには気がいかず、全く覚えがありませんでした
本作を観てみるとなかなかのドラマチックな人生だと思いました
スーパースターは本人だけでなく、家族共々プライベートが侵され、自由に行動もできず、幸せとは程遠い人生に自分にはNo thank youだなぁとあらためて痛感しました
本作で最も印象的なのはソフィア・コッポラ監督の演出でした、1950〜70年代の重厚で雰囲気バツグンな画作りと美しい色使い
プリシラの感情や心持ちに連動させた色表現も見事で素晴らしいと思いました
そしてもう1つの本作の魅力はプリシラを演じたケイリー・スピーニーさん、メチャクチャ綺麗で魅力的な女優さんでした
ティーンエイジャーからエルヴィスの妻、そして1児の母までを世代別に見事に演じ分け、見目だけでなくしっかり実力もある今後注目の方だと思います、次回作が今夏全米公開予定の「エイリアン:ロミュラス」ということで、また直ぐに会えそうだし、今後の益々の活躍が楽しみな女優さんです
と、なかなか見ごたえのあるオススメの秀作です
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