劇場公開日 2024年4月12日

「多少は難があるもののおすすめ」プリシラ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0多少は難があるもののおすすめ

2024年4月14日
PCから投稿

今年148本目(合計1,240本目/今月(2024年4月度)22本目)。
(前の作品 「NN4444」→この作品「プリシラ」→次の作品「No.10」)

 このサイトでは「ドラマ」扱いですが、実在する人物を描いた作品なのでドキュメンタリー映画の様相が強く、個人的にはその観点でみました。

 名探偵コナンじゃないですが、確かに真実は一つであっても、その真実に対して(特に近現代史に関してはその「事実」それ自体の争いが存在しない)、どちらの目線で描くかによって、真実は一つでも複数の観点が存在し(なお、アマゾンプライムほかでは、もう一方の観点から描く作品も多くある)、毎日のように日記をつけていなかったのが当然である状況においては「ある程度」合理的な脚色はされているとしても、あることないこと描いてはいないものであり、この点でよかったかな、といったところです。

 もう一方、つまり、エルビス・プレスリー視点からの映画は多いものの、他の視点からの映画はそれほど大きくはなく、一つの真実も「とらえ方次第で取り方は大きく違う」ものであり、その観点ではよかったかな、といったところです。

 採点上は特に気になった点までないのでフルスコアにしています。

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 (減点なし/映画館帰責事由/コナンやりすぎ)

 どの映画館も、いわゆる大手映画館では競っているように放映していますが、大阪市がいくら第二の都市でも、6つも7つもある大型映画館で1日25上映×7と単純計算してそんなに人は来るんでしょうか…。

 もうちょっと映画館の組合(?)か何かで話し合って他の作品(特に今週公開の他の作品)にまで影響が及ぶことがないようにしてほしかったです(一番「被害」を食っているのは、おそらく「クラメルカガリ」と「クラユカバ」じゃないのかなぁ)。

yukispica