劇場公開日 2023年12月8日

マエストロ その音楽と愛とのレビュー・感想・評価

全74件中、1~20件目を表示

3.5マエストロと生きた女性の心の旅路

2023年12月9日
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鑑賞方法:映画館
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ニコ

4.0背中を支えあう関係の夫婦

2024年2月29日
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鑑賞方法:VOD

ブラッドリー・クーパーの監督第二弾は、前作に続いて音楽家の作品となった。レナード・バーンスタインはユダヤ系アメリカ人で、アメリカ人指揮者として世界的な存在となった最初の一人だ。この映画は、彼と妻のフェリシアとの関係を軸に、音楽家の半生を綴る。緑の芝生の上で背中合わせに座っているバースタインとフェリシアのシーンがある。この座り方がいい。二人の関係を的確に表現している。この夫婦は、別々の方向を向いていて、向き合っていないし同じ方向をむいてもいない。映画でもこの二人はおしどり夫婦というわけではなく、バースタインの同性的傾向(あるいはバイセクシャル的と書くべきか)などもあり、ぎくしゃくした面が描かれる。 しかし、同時に背中を支えあう関係でもあった。ともに同じ方を向いて歩むような関係ではなかったのかもしれないが、支え合ってはいた。この微妙で繊細な夫婦関係をブラッドリー・クーパーとキャリー・マリガンが見事に演じている。そろってオスカー候補になっているのも納得だ。 それにしてもブラッドリー・クーパーは2作連続がオスカー作品賞候補の監督となったわけだが、現在の俳優兼監督の最高峰と言って差し支えないかもしれない。

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杉本穂高

5.0監督二作目にして映画で遊びまくる。

2024年1月31日
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村山章

4.5バーンスタインの人物像に重きを置いたブラッドリー・クーパー監督兼主演第2作

2024年1月31日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

知的

まず主演2人の演技が見応え十分。キャリー・マリガンの悲しみをこらえて寂しそうに微笑む表情は絶品だし、ブラッドリー・クーパーはカズ・ヒロによる鼻の特殊メイクがユダヤ人の外見にからんで騒動になったのをニュースで知っていたが、実際に鑑賞するとすぐに気にならなくなった。 音楽家としての見せ場は、どちらかと言えば指揮者としてのパフォーマンスがメインで、作曲家として楽曲を創作する面にあまり尺が割かれなかったのはやや物足りない。「ウエスト・サイド物語」の音楽を作っていく過程など、もっと丁寧に、盛り上がるシーンとして描くこともできたのではないか。バーンスタインの人物像、とりわけバイセクシュアルであったことと、妻からの視点や、家族との関係などを丁寧に描いたことで、相対的に作曲家としての描写が減ってしまった事情もあるかもしれない。 とはいえ、英国のイーリー大聖堂で指揮したマーラーの交響曲第2番「復活」のシーンなどは音楽も映像もクオリティーが非常に高く、クーパーの前作「アリー スター誕生」と同様、心から音楽を愛しているんだろうなと納得させられる素晴らしい出来だった。7部門にノミネートされた今年のアカデミー賞でいくつ受賞できるかも楽しみだ。

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高森 郁哉

4.0A Poet in Showbiz

2024年1月11日
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Bradley Cooper proves himself a qualified auteur in Maestro, a biopic about the career, marriage, and homosexuality of composer Leonard Bernstein. Produced by both Spielberg and Scorcese, the film looks great and features dialogue authentic to its monochrome era. Every scene a character is holding a cigarette which leads to a dramatic plot point. A lush manifesto on what it is to be an artist.

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Dan Knighton

3.0指揮者で作曲家

2024年4月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

妻がいて男性も好き 溢れる愛情と才能 魅力的でないわけがない… あたしはバーンスタインが亡くなる寸前の1990年 札幌PMFでその姿をしっかりと目に焼きつけている 当初演目はショスタコービッチだったはずが 幕が上がる寸前に マエストロの意向により本日の演目は五嶋みどりメンデルスゾーンヴァ協とベートーヴェンの7番となりましたとのアナウンス リハーサルで合わなかったんだろうな〜 とガッカリはしたものの バーンスタインの最後の姿を見ることができた 彼の私生活はまったく知らなかったので この映画はとても興味深かった笑 画面も音楽も素晴らしく良く堪能できた 妻の病気を支えるシーンではあたしももらい泣き

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mamagamasako2

2.5ブラッドリー・クーパーがアカデミー各賞を取りに来た作品。 ★2.9

2024年3月3日
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レオン

3.0ブラッドリー・クーパーが苦手で・・

2024年2月26日
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で、キャリー・マリガンの熱演に免じて・・少し甘く・・。 どうも・・「アリー」もそうだったんだけど・・ブラッドリー・クーパーの「どうだ いい映画創ってるぞ」と奢りを感じさせる押し付けがましさがどうも苦手で・・。 題材の目の付け所は良いのだから、肩の力が抜けた作品、創らないかしら・・。 バーンスタインにそっくりメイクの執念はすごいなぁ・・。 もう、ずいぶん昔・・バーンスタインのファイナルコンサート、「ベートーベンの第七」をサントリーホールで聴いたっけ・・。その後、体調を崩して公演がキャンセルされて・・旅立たれた。ヘビースモカーなのは周知でしたが・・こんな側面があったのは知らなんだ。 カラヤンもそうですが・・音楽の神様は、「才能」というギフトには、おまけもつけるのでしょうね・・。

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J417

5.0映画館で観るべき映画!

2024年2月25日
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鑑賞方法:映画館

涙してしまった。 病気の妻に寄り添うシーンはとても心が痛い。奥さんはあれだけ愛されて幸せやったと思う。2人の深い愛に感動。 演奏シーンも圧巻で、ぜひ映画館の音響で聞いてもらいたい。たまたま、映画館で期間限定公開していたので観に行ったがこれがNetflix限定配信なのが本当にもったいない。映画館で観るべき映画!アカデミーにもノミネートされてるからまた映画館とかでやってくれへんかな? クーパーがちゃんとおじいちゃんになってるのがさすが。クーパーは役者としてもすごい人やと思うけど(アメリカンスナイパー、世界にひとつのプレイブック…名作多数。)監督としても人の心を掴むのが上手い人なんやろうなあ。 妻役のキャリーマリガンもとても魅力的やった。

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める

3.0キャリー・マリガン可愛い

2024年2月20日
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鑑賞方法:VOD

2024年2月20日 映画 #マエストロ:その音楽と愛と (2023年)鑑賞 指揮者・作曲家の #レナード・バーンスタイン と女優でピアニストの妻 #フェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタイン との夫婦関係を軸に描いたドラマ スコセッシとスピルバーグが製作総指揮に加わった万全の体制の作品

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とし

3.0夫としてのバーンスタインは許容できず…でした

2024年2月19日
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演奏シーンは配信で見ても確かに素晴らしく、それだけに劇場で観ればよかったと残念に思いました。 ただ、夫婦関係は千差万別といえど、悪びれもせず目の前で愛人と手をつなぐ夫を許容できるかというと、難しいです。 才能のある芸術家ならいいのか? 男性ならいいのか? 人として駄目なのでは…? という具合でイラッとしてしまい、夫婦どちらにも感情移入できないまま終わりました。

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ほりもぐ

4.0彼の作品を聞き込んでからもう一回観たい

2024年2月17日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

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山川夏子

4.5大音楽家LBの音楽と夫婦愛を凝縮した傑作

2024年2月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

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パングロス

3.5レニーの愛と葛藤の物語。

2024年2月7日
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この内容なら、タイトルはレニーでも良かったような気もする。 マエストロとしてのレナード・バーンスタインに焦点が当たっていたかと言うと、少しズレがあったような気もする。けど、指揮のシーンは非常に素晴らしかった。 映画の構成としても、前半の作りはやや既視感のあるものだった。白黒からカラーへの使い方もあまり効果的ではなかった気がする。 音楽は素晴らしかった。

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大粒 まろん

4.0教会でのコンサートでの交響曲第2番が、迫力があって、ブラッドリー・...

2024年2月4日
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教会でのコンサートでの交響曲第2番が、迫力があって、ブラッドリー・クーパーの表情、演技を含めて素晴らしかった〜!スタンディングオベーションのなかフェリシアに駆け寄り熱い抱擁。良いシーンです。 レナード・バーンスタインをそれほど知らない人は、きっとググり、もっと知りたくなる作品です。

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ホンマサ

4.0愛と情熱と魂の音楽

2024年1月30日
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鑑賞方法:VOD

天才音楽家とその妻の人生が、美しく壮大な楽曲と共に綴られています。 フェリシアとレナードそれぞれの人間性やアーティストとしての生き様、そして2人の間の愛の形が次第に変わっていく様を、丁寧に描く本作。 伝記ドラマが故、派手な演出はないながらも、最初から最後まで目が離せない。主演俳優2人の魂の演技が、本物を伝えてくれていました。 ブラッドリー・クーパー演じるレナードが指揮する演奏シーンがとにかく素晴らしく、圧巻。 胸に響きました。

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まだまだぼのぼの

4.08割ほどの幸福

2024年1月28日
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ままま

4.0アカデミー賞取るか?

2024年1月26日
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鑑賞方法:映画館

ゴールデングローブ賞で作品賞、監督賞、男優賞(ブラッドリー・クーパー)女優賞(キャリー・マリガン)にノミネートされているNetflixの「マエストロ:その音楽と愛と」を劇場公開中のシネマート新宿へ。製作はスコセッシとスピルバーグ。 主要部門ノミネートはアカデミー賞につながる可能性もあるNetflix作品、明日までの公開なので、とりあえず劇場へ。レナード・バーンスタインとその妻の物語。 レナード・バーンスタインを見事に演じたブラッドリー・クーパーも(そしてそのメイクも)素晴らしいが、妻役のキャリー・マリガンが良い。彼女はきっとどこかで賞を取るな。 モノクロとカラーを時代で使い分け、場面転換も見事なのだが、惜しむらくは妻からの視点が強いが、どっち付かずになってしまうところがある脚本がちょっと弱い。音楽シーンは素晴らしく劇場で観て良かった。音楽はレナード・バーンスタイン。 「TAR」は見逃したが、ターの指揮の先生はレナード・バーンスタインだったらしい。 追記:アカデミー賞で、作品賞、ブラッドリー・クーパー主演男優賞、キャリー・マリガン主演女優賞、メイク・ヘアスタイリング賞他7部門でノミネートされた。

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Mr.C.B.2

4.0演奏場面の圧倒的な説得力

2024年1月18日
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鑑賞方法:VOD

監督・脚本・主演のブラッドリー・クーパーから目が離せなかった。完成までの間、どれだけバーンスタインを自分に乗り移らせてきたのだろう。 比較するのもおこがましいと思うが、これまで自分が観てきた邦画やドラマで指揮者やクラシックが扱われていた時に感じた嘘くささが、この映画には微塵もない。 例えば、終盤近く、学生に指揮を指導する場面など、彼の手の動き一発で、観客の誰もが納得させられたのではないか。 映画の序盤から中盤まで、演奏場面は必ずしも多くない。それがある意味フリになって、クライマックスである、後半のオーケストラの演奏場面の長尺が生きてくる。 ここが本当にすごい! この演奏場面の圧倒的な説得力により、我々観客は、それまで、夫と共に歩み続けることから降りようとしていた妻が、改めてバーンスタインに引き寄せられていくその変化を納得させられてしまう。 妻役のキャリー・マリガンも素晴らしい。プロミシングヤングウーマンの彼女だと後で知り、印象の振り幅に驚いた。 若い頃から、晩年までが違和感なく感じられる、カズ・ヒロの特殊メイクの自然さも指摘したい。 加えて、回想シーンを、時代に合わせて白黒からカラーへとスタンダードサイズで表現する手法もよかった。ワンカットワンカットが、まるで一枚の絵の様に美しく見えたのも、まるで人の思い出というもの自体を表しているかのようだった。 ところで、 余談だが、登場人物たちが余りに喫煙するので、つられて自分も久しぶりに一本だけ吸ってしまった。禁煙中の人には、ツラい映画です…。お気をつけ下さい。笑

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sow_miya

4.0愛に包まれている

2024年1月8日
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有名な音楽家バーンスタインのストーリー ブラッドリー・クーパー監督・主演で魅せてくれます。 イメージを一新させたブラッドリーの姿が印象的な作品で 映像の切り替えも見事でした。 妻役のキャリー・マリガンも素晴らしい演技で 二人の俳優がこの作品を素晴らしいものにしました。 この映画全体的に愛に包まれていました。

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tom