「いい意味で裏切られた」DOGMAN ドッグマン ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
いい意味で裏切られた
2024年劇場鑑賞54本目。
ポスターでは完全に女性で、あらすじをちらっと見て初めて男性だと知りました。うまいこと予告を全く見ずに済んだのでどうやらアンチヒーローものらしいということ。
処刑人みたいなのを想像していたのですが、ほとんどは主人公の生い立ちの話なのですが、これが全然退屈しないんですよね。主人公を演じているケイレブ・ランドリー・ジョーンズの終始穏やかな微笑みが引き込むのかもしれません。
減点したのはリュック・ベッソンらしい、善人も容赦なく殺される時は殺されるのがやはり嫌で、あの人もあんな目にあうほどひどいことしたようには思えなかったので。あとまさかあの警官死んでないよね・・・?
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2024年3月9日
ケイレブの穏やかな微笑みはあの壮烈な少年時代を経てどうして可能になるんだろうと思いました。犬たちにだけは愛されていたからかな。いや、キャバレーのドラァグ・クィーン達にも愛されていたし、シェイクスピアも居ましたね