「これは…凄いぞ。リュック・ベッソンの大傑作誕生!見るべし!」DOGMAN ドッグマン おひさまマジックさんの映画レビュー(感想・評価)
これは…凄いぞ。リュック・ベッソンの大傑作誕生!見るべし!
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いやはや、何から話そう。
とにかく強烈、かつ衝撃的な面白さに感想が手につかない感じだ。
ストーリーはあえて、なぞるまい。
ドラマ、悲喜劇、ストーリーテリング、ノアール、ユーモア、、、
様々な要素が短時間でしっかり詰め込まれていて、冗長さも無いのでとにかくリズムよく集中できる感じだ。物語の流れは脚本のお手本、まるで教科書のようだが、主人公の環境設定のあたらしさからか、既視感も感じず新鮮な印象で楽しめた。
いや、それだけではないぞ。
主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズの名演だ。
青年期のダグの演者も凄いが、ケイレブのそれはケタ違いな印象だった。
なんというか、、怪演とは呼ぶには繊細に美しすぎる。心の奥底にある怖さや悲しさ、憂い、喜びといった主人公の琴線をどのシーンでも全くハズすことなく、完璧に貫いていた。本当に凄い役者だとおもった。★5を彼に贈りたい。
ややもすれば陰鬱に落ち込んでしまうかもしれない物語だが、精神科医エヴリンのジョージョーが、あっけらかんとした正論を持って対極にいたおかげで、良い具合の箸休めになり、作品のライトサイドを保っていた。なぜか関西系のチンピラにしか見えない敵役も、ライトサイド。
それだけではないぞ~~
ワンたちは言うまでもなく、超名演!
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琥珀糖さんのコメント
2024年7月23日
こんにちは
共感ありがとうございます。
美しい作品でしたね。
ケイレブさんの深い悲しみや、ショーでの心の底から
湧き出す生命力。
ラストの彼は幸せなのだと思いたいです。