劇場公開日 2024年3月8日

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「気の毒な女装男」DOGMAN ドッグマン りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5気の毒な女装男

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

ある夜、1台のトラックが警察の検問のため止められ、怪我を負った女装男が運転し、荷台には十数匹の犬が乗せられていた。その男は警察で精神科医エヴリンの事情聴取を受け、自らの半生について語り始めた。彼によると、幼い頃から闘犬の飼育をしていた父親により暴力を受け、犬小屋に監禁され、母も逃げ出し、犬に救われて育った。ある日、犬に子どもが生まれた事を知った兄が父に告げ口し、父は銃を持ち出し、檻に向け撃ったため、その少年は小指を失い、脊髄を損傷し動けなくなったが、失った小指を犬に託し、警察に助けを求め、父と兄は逮捕された、彼は脊髄を損傷したため車椅子生活となり、親不在のため施設に入れられたが、そこでも人に裏切られ傷ついていた。犬たちに何度も助けられてきた彼は、生きていくために犬たちを使い金持ちから宝石を盗み生活していた。ある日、ギャングへの上納金に悲鳴をあげた店主を助けるため、ギャングのボスを犬を使い脅し、上納金をやめさせたのだが、そのためギャングから命を狙われる事になってしまった。さてどうなる、という話。

ストーリーはドッグマンが精神科医のエヴリンに過去を語る形のストーリーで、その中で父親が壮絶な狂気を見せている。
あんなに無茶苦茶な父のもと、卑怯な兄とともに悲惨すぎる。可哀想で気の毒だった。
あの父親、元メジャーリーガーのランディ・ジョンソンに似てて、個人的にツボだった。
ドッグマン役のケイレブ・ランドリー・ジョーンズの快演と存在感が凄かった。
精神科医のエヴリンも優しそうで知的な語り口が素敵だった。

りあの
満塁本塁打さんのコメント
2024年3月10日

返信お気遣いありがとうございます♪確かに 寛大な心は重要ですね。またよろしくお願いいたします🙇

満塁本塁打
満塁本塁打さんのコメント
2024年3月10日

おはようございます☀イイねありがとうございます😊
個人的には兄と父セットで凶悪 母が連れて行かない弱気はあり得ない地獄設定で冷めました。
せめて母親 自分に似ている弟連れてく勇気は無いのかいと思いました。
拘置段階で精神科医は❓でした。日本最大の圧力団体日本医師会が許しません。ー午前1時、2時 アメリカはそうなのか疑問でした。【捜査手続きは無視するとしても 精神鑑定は数時間ではムリなので】

満塁本塁打