「人間生まれ犬育ち。」DOGMAN ドッグマン　SAKURAIさんの映画レビュー（感想・評価）

昔からの犬は幼い頃からのダグラスの境地と愛を理解していたし、仕事にしてから出会った保護犬たちは社会ののけものとしての自分を心から愛して大切にしてくれるダグラスと過ごして居ましたからね。
盗むことは、決定的に間違いではあるけれど〝忠実であるが故に〟ダグラスのために悪さもした。
彼はそれをいけないところだとエヴリンに発言していたのかなと。

コメントありがとうございます。
お利口度、イヌ＞ダグラスかもしれませんね。出なかったですけど仔犬も生まれるし・・まぁ最後の方は立ち上がって鍵を使いそうな位、お利口でしたがね。

強盗でもしてもらわないとイヌたちは食っていけないですからね。共生関係、決して自分の為だけに彼等に命じていたとは思えなかったのですが。

ラストシーンは奥が深いように感じました。参考になってよかったです。

ダグラスは立ったままでいると死ぬ可能性があったのでは？父親の撃った銃弾が背中の危険な位置に入ってしまったから摘出できなくて立ち上がって歩くと髄液が漏れる（ってどういうことかよく分からない）ようになったから車椅子の生活になったんだと思います。だからあれだけ教会の屋根の十字架を仰いで立ち上がって倒れたっていうのは死んだってことだと思いました

最後の十字架の影は、ダグラスがイエスになって神のもとに戻ったってことかなと思いました。嫌らしい兄が書いた"In the name of God" を檻の中から見てDogmanって自分で逆さで読んだから。映像と音楽がかっこよくて好きなタイプの映画でした！それにしても親による子ども虐待、本当にテーマになってますね。昔はどこでももっとひどかったんだろうけれど