わたしと、私と、ワタシと、のレビュー・感想・評価
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映像の造り方
私は映画を作った経験がない 映画部的な部活にも入部したこともないしそもそもそんな部は存在していなかった 大学でもそんなサークルが有ったのか記憶がない ハウツー本も読んだことも無いし、現場にも遭遇したことがない
なので、カット割りとか絵コンテとか所謂設計図的なものを先ずは作ってそれをスタッフに伝え共有するというプロセスは、抽象的なイメージにしか想像できない 漫画で言うところの"ネーム"的イメージなのだろうか?
今作は、短編3本のオムニバスであり、有り体に言えば新進気鋭のCMディレクターの作った映像とのこと
上映後のアフタートークで、CM制作と映画との違いなるものを語っていたのだが、どっちにしても私にしてみればサッパリ想像が湧かない
まぁ、そんな人間が観客なのだから、批評なんて何をか況んやである 作品の好き嫌いはあれど、作った映像に貶す事や、こうすればよいなんていういらぬ注文、ましてやレビューを読んでいる人に薦めるとか薦めないとか、とてもじゃないけど烏滸がましくてアップできない 決して安くはない鑑賞料金 これに対しての恨み節ならば、今後一切DVD・Brレンタル、若しくは配信サービス以外は選択肢に加えなければ良い
ありがたく観賞させて貰いました
迷子
制作の時期も出どころも違うけれど、CMディレクターをする3人の監督が、季節を題材に作ったショート作品を3本集めて上映した企画。
ただの夏の日
目覚めると、ここはどこ???な女性とオッサンが駅までの道を共に行動しながら交流する話。
自分だったらこの女とは間違いなくチェックアウトでさようならという感じの女性の機微をみせていくけれど…ラストはやっぱり人としてちょっとね。女性側視点なら窓開けて終わりの方が良かった。☆2.0
春
認知症と思しき爺ちゃんと、爺ちゃんの家に住む美術学校に通い主に広告の勉強をする孫娘の話。
春夏秋冬を見せて行く流れで、年齢から来る爺ちゃんの変化とそれと向き合う孫娘の機微をみせる作品で、尺的にも四季に分けた公正的にもとても良かった。
個人的に古川琴音はハマれば確かに良いものの、ハマる範囲が狭い印象で、昔(この頃)の方が良かった様に感じた。☆3.0
冬子の夏
自分は解っている人間と勘違いし、みんなはダサいと主張する、醒めたつもりの厨2病な高3JKと友人の話。
使徒もNERVも汎用人形決戦兵器もなんちゃらインパクトもないけれど、これはもうエヴァのチルドレンですね。翼をくださいが流れて来そうなカットもあったしね。☆2.0
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